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ゴールデンウィークの空き巣対策

ゴールデンウィークなどの大型連休の時期は、終日出かけたり、自宅を長期間留守にする人が少なくないと思います。ALSOKでは、長期的に自宅を留守にすることで防犯上の不安を抱えている方へ参考にしていただくため、ALSOK流の空き巣被害対策をまとめました。

統計データから読み解く、侵入窃盗の傾向

警察庁の統計によると、2020年には侵入窃盗全体のおよそ5割(約2万2,000件)が住宅で発生していました。これは、およそ23分に1戸のペースで侵入窃盗被害が発生していたという計算になります。

住宅における侵入窃盗の実態と防犯対策~鍵の閉め忘れやガラス破りに注意~

家人が出かけて留守にしている間に侵入して金品を盗む「空き巣」は侵入窃盗の手口の中では最も多く、全体の約6割を占めています。

住宅で発生した侵入窃盗の侵入方法は、鍵の閉め忘れである「無締り(51%)」が最も多く、次いで「ガラス破り(28%)」となっています。
泥棒は、「カギをかけ忘れた窓はないか」、「周囲に気付かれずに破ることができる窓はないか」という視点から標的を物色すると言われています。
泥棒から自宅と家族を守るには施錠を徹底するとともに、侵入経路になり得る窓があれば可能な限り死角を減らし、防犯フィルムや補助錠などの対策を施しましょう。

空き巣には住宅別の対策を!

マンション全体の防犯対策の基本:
  1. 屋上に簡単に立ち入れないようにする
  2. 窃盗犯が侵入した場合に想定される動線上に防犯カメラを設置する
  3. 共用部からベランダに飛び移れそうな場所には忍び返しや有刺鉄線を設置する
自宅の防犯対策の基本:
  1. 窓と扉は必ず施錠する
  2. 補助錠や防犯フィルム、警報ブザーなどで侵入しにくい環境を作る
  3. 住所が分かるものと鍵を一緒に持ち歩かない
  4. 鍵番号は他人から見られないようにする
  5. 賃貸住宅や中古住宅は、鍵が交換されていることを確認し、補助錠を設置する

一概に「住宅」といっても、一戸建てから高層マンションまでその形態は様々で、それぞれ侵入口や侵入手段の傾向は大きく異なります。一戸建住宅では、居室などの「窓」から「ガラス破り」で侵入する手口の割合が特に多く発生しています。一方、共同住宅(3階建以下)では、「無締り」の「窓」から侵入される手口の割合が高くなっています。
さらに、4階建以上の共用住宅になると、「無締り」の「表出入口」から侵入する手口の割合が高くなっています。

空き巣の標的になる家の3条件

  1. 長期間、留守にしている可能性が高い家
  2. 手間をかけずに侵入できる家
  3. 周囲に気付かれずに侵入できる家

1. 長期間、留守にしている可能性が高い家

「留守にしている」と確信を持たれてしまうような家は、標的になりやすい家といえます。以下に挙げる点が留守かどうかの判断材料にされるといわれていますので、不在を悟られないような対策を講じておきましょう。

2. 手間をかけずに侵入できる家

侵入経路作りに時間がかかると通行人に目撃されたり家人が帰ってくるリスクが高まるので、空き巣は短時間で侵入できそうな家に目をつけます。
空き巣を対象とした調査では、3人に1人が「5分以上時間がかかるなら侵入を諦める」と答えていることからも、侵入に手間がかかりそうな家だと思わせることが対策のポイントになります。短時間の外出であっても、対策するように心がけましょう。

3. 周囲に気付かれずに侵入できる家

犯行中に周囲に気付かれてしまうことを恐れる空き巣は多いようです。「この家に入ると周りに気付かれてしまいそうだ」と思わせるような対策をとりましょう。

留守を悟られないための4つの対策

誰も電話に出ないのはNG!可能であれば、留守番アナウンスの設定をする

留守番電話のアナウンスは、普段から「迷惑電話対策のため、最初にお名前とご用件を伺っています」などのアナウンスにしておけば、留守だと確信を持たれない上に、迷惑電話や詐欺電話を撃退する効果が見込めます。

郵便受けに配達物を放置せず、配達を一時停止する

郵便受けにある配達物が取り込まれていない状態から、家に出入りする人がいないということを知られてしまいます。何日間か留守にする場合は、新聞は販売店に配達を止めるように、郵便物も郵便局に不在届を提出しましょう。

外からは留守と分からない工夫を!

タイマーでON/OFF設定ができる照明器具などがあれば、夜間に電源が入るように設定しておくと安心です。
日中の外出は補助錠や防犯フィルムなど、窓の防犯対策をしたうえで、レースのカーテンのみを閉めるなど、普段通りの生活と変わらなく見える工夫をするようにしましょう。

「ハワイなう」は危険! SNS投稿は帰宅後に

住人の動きを見張ることで留守を見抜くという窃盗犯も多いようです。大きな荷物は宅配便などで予め目的地に送っておくことをおすすめします。

また、外出時は、家を留守にしていることが分かる投稿は避け、旅行などの仲間に知らせたい報告は、帰宅後に投稿することをおすすめします。

空き巣に狙われにくい家にする3つのポイント

空き巣の標的にならないためには、家庭だけでなく地域一体となって空き巣犯が犯行をしにくい環境を作ることが重要です。

①周囲から見えにくい場所をなくす

侵入経路になりそうな場所は、可能な限り見通しをよくしておくことが大切です。

上階に登るための足場となり得る物は庭に置かないようにし、エアコン室外機や近隣の電柱などの、どうしても移動できないものがある場合は、忍び返しを設置するなどの対策をとりましょう。

■人目に付きにくい場所には防犯カメラを設置 留守番中のペットにも!

人目につきにくい場所で人の目の代わりに活躍するのが、「防犯カメラ」です。近年では家庭向けのリーズナブルな機種や、ネットワークを使って遠隔地から、スマホでライブ映像を確認したり通話することができる機能を持った機種も増えています。
ペットの様子もスマホで手軽に確認できるため、お留守番中の大切な家族を見守ることもできます。

■音と光で発見しやすくする

ガラスやドアを破壊する音が発生するので、その音をかき消す電車や大型車両が近くを通過するような立地は空き巣の標的になりやすいといわれます。
こういった場所にお住まいの方は、犯行に及んだ際に大きな音が鳴り周囲に異常を知らせることができる対策が有効と考えられます。具体的には、踏むと大きな音の出る防犯砂利を庭に敷いたり、窓ガラスに衝撃が加わるとブザーが鳴動する装置を設置しておくことなどが挙げられます。夜間の防犯対策には、音や動く物体を感知して点灯するセンサーライトも有効でしょう。

②犯行の証拠が残るようにする

犯人は証拠を残すことを嫌うので、録画機能付きのインターホンを設置するのがおすすめです。玄関以外にも、侵入経路となりうる場所には防犯カメラを設置しておくとよいでしょう。

空き巣対策に有効な商品・サービス

意外とお手軽 ALSOKホームセキュリティ

【ALSOKホームセキュリティ】

空き巣対策に最も高い効果を発揮するサービスとして、「ホームセキュリティ」がおすすめです。ALSOKが24時間365日、お客様に代わって自宅を見守ります。何かトラブルがあってもすぐにALSOKのガードマンが駆けつけて対処、報告してくれるので連休中の外出も安心です。
値段もお手ごろな設定になっています。

ホームセキュリティについて詳しくはこちら

長期で留守中のご自宅もALSOKにおまかせ!

「るすたくサービス」はホームセキュリティを提供しているALSOKの空き家管理サービスです。1カ月に1回巡回し、玄関扉や勝手口、車庫など屋外の指定箇所(10箇所まで)に異常がないかチェックします。
長い期間家を空けたり、実家が空き家になってしまった場合などにおすすめのサービスです。

るすたくサービスについて詳しくはこちら

コンパクトながらも高性能。お部屋を見守る防犯カメラ「アルボeye」

屋外にセキュリティカメラを設置したいけど、大がかりな工事はしたくない。そんなお声に寄り添い誕生した商品です。
面倒な設定・配線工事は一切不要でお手軽に「安全・安心」を実現することが可能です。

  1. 侵入者がいないか監視したいとき
  2. ご高齢の家族やお子様、ペットを見守りたいとき
  3. ご家族の帰宅を知りたいとき

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空き巣に侵入をあきらめさせる 窓際の防犯対策におすすめの商品

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※賃貸物件に取り付けを希望の際は、事前にオーナー様、もしくは管理会社様へご確認願います。