ALSOKみんなが作る!防犯何でもランキング
[戸締り以外は特に防犯対策をしていない]人が40%と、多い結果に!
戸締り以外対策をしていない人は「金目の物がないから…」と油断していませんか? パソコンなどの家電製品も空き巣にとっては十分に金目の物。空き巣が嫌がる3要素は「光(目立つ)・音(人がいる)・時間(犯行に時間がかかる)」といわれています。対策をされている方もこの3要素をおさえた対策を見直してみましょう。
空き巣は住宅を狙う場合が多く、警視庁の調べでは空き巣被害の64%が住宅です。侵入手段は「ガラス破り」が一戸建て、中高層住宅ともに最も多くなっています(右記グラフ参照)。空き巣の手口も巧妙で、被害にあっても分からないケースも少なくないと言われており、けっして油断はできません。
下見してから狙われる、一戸建て
一戸建て住宅は空き巣に最も狙われやすく、空き巣被害の4分の1は一戸建て住宅です。一戸建てを狙う空き巣は、事前に下見をしていることが多いとされ、留守を悟られない工夫が大切となります。長期不在の際は、新聞を止める、近所に留守を伝える、室内灯・ラジオをつけておく方法は有効的です。買い物で留守にする時も、玄関越しに「行ってきます」と、あたかも家族が居るよう声を出すのも良いでしょう。また、一戸建ては高い塀や植栽で外から死角になる窓が絶好の侵入場所となるので、防犯フィルムを貼るなど防犯対策しましょう。
マンションのオートロック過信はダメ
「マンションの入り口がオートロックだから安心」と思うのは危険です。宅配便の配達人とまぎれてしまえば、簡単に入れます。オートロックを過信しているせいか、鍵を締めていない自宅のドアから被害にあうケースが一戸建てより多く、約37%が鍵の閉め忘れ(無締り)です。ゴミ捨てなどの少しの外出でも戸締りは必須ですよ。また、3階4階の高層階であっても油断は禁物。高い階のバルコニーは、地上から死角になるため空き巣の侵入場所としてはとても好都合なのです。窓ガラスの防犯ロックなどを活用しましょう。
セキュリティシステムは、導入するだけで高い防犯効果
空き巣の85%以上が単独犯です。セキュリティシステムを導入している家に侵入する場合、見張り役を入れた複数犯の犯行になるため、セキュリティシステムは、加入するだけで空き巣の85%を防いでいると言えるかもしれません。
夏は旅行以外にもお出かけの機会が増えます。一戸建てやマンションそれぞれ住まいにあわせた空き巣対策をぜひ心がけてくださいね。
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