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防犯標語・スローガンに使える!ALSOKセキリュティ川柳

こんにちは、安田です。お子さんがいらっしゃるご家庭では、新学期の準備に余念がないことと思います。休み明け前の子どもたちには、改めて防犯意識を持ってもらいたいもの。そこで今回は「新学期」がテーマの句をご紹介していきます。

子どもの防犯の約束ごと「いかのおすし」は、小学生のお子さんのいらっしゃるご家庭なら知っている方も多いのでは?これは「(知らない人にはついて)いかない、(声をかけられても車には)のらない、(連れて行かれそうになったら)おお声を出す、(声をかけられたり追いかけられたりしたら)すぐ逃げる、(怖いことにあったり見たりしたらすぐに大人に)しらせる」の頭文字をとったもの。新学期が始まる前日の夕飯に、「いかのおすし」を食べながら防犯について教えるのは、印象に残るとても良いアイディアですね!「いかのおすし」をきっかけに、子どもと一緒に起こりうることを想定して、どのように対処するかを再確認しましょう!

新学期が始まると、1番(怪しさが 人一倍の 親の顔)のようになってしまう方もいるのではないでしょうか(笑)。登下校する我が子が心配で凝視するあまり、まわりから不審者と間違えられることのないよう、笑顔で挨拶しながら見守りましょう。次は、親御さんに限らず誰にでもできる2番(ダイエット 兼ねて巡回 通学路)と3番(ワンちゃんも 散歩長めに 見守るよ)。散歩などのついでに行なうことで、気負わず長く続けることができますね。巡回の時間は、登下校の時間帯に合わせて朝8時と午後3時頃にお願いします!
新学期が始まる前にやっておきたい4番(再確認 親子で歩く 通学路)。子どもと一緒に通学路を歩いて「ここで何かあったら角のお店に逃げてね」、「ここに『こども110番』の家があるからね」などと教えてあげましょう。また、学年が上がると塾や習い事など行動範囲も広がるので、子どもの成長に合わせて教える内容を変えましょう。

防犯グッズについて詠んだ5番(防犯の グッズで溢れる ランドセル)。最低限持っておきたい防犯グッズとしては、人に「知らせる」ことができる防犯ブザーや笛がお勧め。また、携帯電話を持たせている場合は、そちらを利用した緊急通報サービス(まもるっく)も心強いでしょう。しかし、いくらグッズを揃えていても、いざという時に使えなければ意味がありません。そこで、防犯ブザー取り扱いの心得をご紹介します。まずは6番(まずチェック 防犯ベルの 電池切れ)のように、1.(電池切れなどを定期的に確認し)常に鳴らせる状態にしておく、2.いたずらで鳴らさない、3.鳴らしたらすぐに逃げる、4.(ランドセルの脇やベルトなど)すぐ鳴らせる場所につけておく、です。7番(花びらも ブザーも揺れる ランドセル)のように、桜咲くおだやかな新入学の時期も警戒を怠らないようにしましょう。

入学を控えたお子さんを持つ親御さんの気持ちを詠んだ8番の句(子を送る 親も不安な 一年生)。新1年生はまだ防犯教育を受ける機会が少ないため、できる限り親が守るべきですが、子ども自身もしっかりと防犯の知識を身につけていく必要があります。そこで、自分のお子さんがどこまで対応できるのかを確認しながら、具体的な対処法を教えてあげましょう。そして9番(新学期 ママもデビュー パトロール)。こちらも新1年生のママでしょうか。パトロール初心者の方は、まず先輩ママたちの話をよく聞き、情報共有することが大切です。また、不審者は声をかけられたり、顔を見られたりすることを嫌がりますので、パトロール時は元気な「声かけ」を心がけてください!

新学期が始まる前は、学習用具を揃えたり、名前書きをしたりするなどの準備に追われがちですが、防犯面の準備もお忘れなく!最後に10番(靴紐と 気持ちを締めて 新学期)のように気を引き締めつつ、楽しい学校生活をスタートさせてください!