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防犯標語・スローガンに使える!ALSOKセキリュティ川柳

こんにちは、研道です。ブログや動画、人々のつぶやきをリアルタイムに見られるツイッターなど、誰もが手軽に楽しむことができる「インターネット」。ですがその先には、見えない危険が潜んでいるのです。そんな今回は「インターネット」をテーマにご紹介します。

優秀賞の作品は、現実(リアル)に起きているインフルエンザなど人の体に害をおよぼすウイルスと、パソコンが感染してしまうウイルスを掛けた上手な句ですね。人間はこまめにうがい、手洗いをしてマスクで感染を防ぎますが、パソコンも同じように予防が大切です。パソコンがウイルスに感染してしまうと大事なデータが失われたり、本人が感染していることを知らずにウイルスをばら撒いていたりと、加害者になってしまう可能性もあります。そうならないためにも、パソコンにはウイルス対策ソフトを入れて、定期的にウイルス最新情報を更新し、チェックしておきましょう。

佳作の1番(クリックの 前に見なおす 慎重さ)と2番(気がつかぬ キーの軽さに ある重さ)は、皆さんに改めて意識して欲しいこと。クリックひとつで、情報の誤送信や得体の知れないサイトへの登録など、多大な被害を招いてしまうことが十分に考えられます。情報等を入力した後は、必ずひと呼吸置いて、送り先に間違いはないか確認をすること。また3番(よく読んで 規約に同意 しない日々)のように、利用規約などを確認することも大切です。とくにネット通販を利用する際は、こちらが提供する情報の取り扱い方を理解した上で規約に「同意」するようにしましょう。

次に4番(知らぬ間に 個人情報 丸はだか)の句。インターネットでは、アンケートや懸賞サイトを見かけますが、応募の際、気軽に個人情報を入力しないよう注意が必要です。知らない会社から商品販売などの迷惑メールが来て、「教えてないのに…」と思ったら、こうしたサイトに提供したあなたの情報が、知らないところで流れているということです。そして5番(ネットでは 覗ける反面 覗かれる)ことを理解しておきましょう。WEB日記であるブログや、自己紹介が掲載できるプロフも誰が見ているかわかりません。むやみに私生活を公表しないように!

6番(変えるたび 孫に聞いてる パスワード)の句。情報はどこで漏れているかわからないため、この句のように定期的にパスワードを変えることをお勧めします。パスワードをお孫さんに覚えてもらうとは、とても良いアイディアですね!続いて7番(ネット中 隣で妻が 監視中)。奥様の監視付きですと、危険地帯と呼べるようなサイトを覗くことができないので、セキュリティ上安心ですね(笑)。奥様は是非、お子さんが使う時もサイトに問題がないかどうか、見守ってあげてくださいね。
このように、インターネットの普及は老若男女を問いません。まさに8番(知らないじゃ すまなくなった セキュリティ)の時代です。昨今、インターネットの危険性が問われますが、どのように使うかは、その人自身の問題です。そのため9番(悪いのは ネットじゃなくて 人間だ)の通りなのです。本来インターネットは、10番(気分だけ クリック一つで 世界旅行!)のように夢のある使い方ができるもの。その良さを最大限に活かすために、インターネットにはどんな危険があるかをしっかり認識し、対処をすることが大切です。「まさか自分が…」と思わず、お家のネット環境の見直しと、それを使う家族のルールを話し合ってみてはいかがでしょうか。