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ライフサポートコラム
家族を守る震災対策、どこまで備えれば万全なのか
2012年10月01日時点の情報です
東京で予想される直下型地震や太平洋広域の南海トラフ地震など、近い将来に発生するとされているM9 クラスの巨大地震。とはいえ、平穏な日々が続くとついつい忘れてしまいがち。 今一度、我が家の震災対策を見直してみませんか?
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巨大地震が発生すれば、家具の転倒や窓ガラスの飛散が予想されます。特に就寝時におけるこれらの被害を防ぐためにも、寝室の震災対策は大変重要です。
寝室には家具を置かないのがベストですが、家具がある場合は、転倒防止器具などで固定し、倒れてもぶつかりにくい位置に布団を敷き、窓ガラスにフィルムを貼って飛散しないようにするなどの対策を講じておきましょう。また、照明器具やテレビなどに関しては、ヒモや耐震ジェルなどを使った落下防止対策もお忘れなく!
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地震の後はもちろん、特に津波からの避難は一刻を争います。貴重品や救急用品、食料品などは非常時にさっと持ちだせるように、リュックなどにまとめておきましょう。1年に1度の点検と補充も大切です。
- 本人であることを証明できるもの(健康保険証・運転免許証・パスポートなど)
- 携帯用飲料水
- 食品(カップめん・缶詰・ビスケット・チョコレートなど)
- 貴重品(預金通帳・印鑑・現金など)
- 救急用品(三角巾・ガーゼ・消毒液・絆創膏・常備薬など)
- ヘルメット・防災ずきん
- 軍手(厚手の手袋)
- 懐中電灯
- 衣類(セーター・ジャンパー類)
- 下着
- 毛布
- 携帯ラジオ・予備電池
- マッチ・ろうそく(水にぬれないようにビニールでくるむ)
- 使い捨てカイロ
- ウェットテッシュ・食品包装用フィルム
- 筆記用具(ノート、えんぴつなど)
これには可燃ごみで捨てられる「簡易トイレ」や水またはお湯で調理できる「マジックライス」、乾電池のいらない「セーフティライト」、保温・断熱効果のある「エマージェンシーブランケット」などの8アイテムがコンパクトに梱包されています(詳しくはこちら!)。
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災害時は被災地内の電話が不通になったり、かかりにくくなったりすることがあります。
無理に電話をかけ続けることで、携帯電話のバッテリーが消耗してしまうため、音声や文字を利用して安否を報告・確認したり、連絡を取り合うことのできる伝言サービス「災害用伝言ダイヤル」を有効に使いましょう。
連絡が取れないことを想定して、「何かあったらここに集まる」という家族のルールを作り、集合場所をあらかじめ決めておくことも大切です。
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