暮らしに役立つ ALSOK
ライフサポートコラム
海外旅行で遭遇しがちなトラブル。どうすれば避けられる?
2013年04月03日時点の情報です
ゴールデンウィークに向けて、海外旅行のプランを練り始める人も多いのでは?この家族も、今年は大奮発してみんなで海外旅行を検討しているようです。でも、浮かれ気味のお父さんとは対照的に、お母さんは困り顔……。言葉がうまく通じない外国でのトラブルを心配しているみたいです。
|
|
|
|
世界でも有数の治安の良さを誇るといわれる日本。欧米諸国の主要犯罪の発生率は、日本の4~6倍に上ります。一方、殺人発生率を見比べると、米国は日本の約5倍です。
|
|
窃盗のケースで多いのは、ぶつかったり、話しかけたりしてターゲットの気をそらし、金品や荷物を盗んでいく「スリ」や「置き引き」。記念写真の撮影時やATMで現金を引き出す際のスキを突く手口も多く報告されています。
なかには、わざと標的にアイスをぶつけ、注意を引いている間に他の仲間が金品を持っていくなど、集団による犯行も。また、警官を装った男に、パスポートやクレジットカードの提示を求められ、財布を出した瞬間にひったくられるなどの被害も出ています。
財布はもちろん、カメラや携帯電話なども、かばんの中に隠すなどして十分注意しましょう。
|
|
|
●所持金・所持品が盗難にあったとき
●事故にあったとき、急病になったとき
|
|
●海外で行方不明になった家族を探したい時
|
とはいえ、大使館はトラブルの解決にかかる費用を負担してくれるわけではありません。渡航先で入院することになった際、十分な医療設備がない国では国外に緊急搬送するケースも……。そうなれば、個人で非常に高額な医療費を負担することになってしまいます。
そんな時、入っていると役に立つのが「海外旅行保険」。基本的に、貴重品の盗難、医療費、交通トラブルによる出費などを補償します。保険会社によってオプションなどが異なるため、内容をよく比較して、できるだけ充実した保険に加入しましょう。
|
|
|
日本国内で契約した通信のパケット定額サービスは、海外では対象外のケースがほとんど。うっかり利用すると、帰国後に数十万円クラスの請求が届くことも……。海外ローミングサイトと契約・提携していない場合は、自動的に通信を行う「メールチェック機能」や「アプリ更新機能」などをオフにしておきましょう。
|
海外でも、日本にいる時と同じように通信を利用したい場合は、「海外パケ・ホーダイ(NTTドコモ)」「海外ダブル定額(au)」「海外パケットし放題(ソフトバンクモバイル)」などのサービスを使いましょう。1日当たり最大3000円未満に抑えられます。
|
|
関連コラムこちらもお読みください
更新日:2017.3.1 (2022年3月14日 更新)
3月のある日。あんしん家族が何やら大騒ぎ! お父さんの転勤が決まって、マイホームをしばらく留守にしなければならないようです。住まいの手入れなどを気にするお母さんですが、問題はそれだけではありません。悪質な犯罪に利用されかねない「空き家」の問題と対策を特集します。