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窓の開けっ放し&網戸は不用心!窓と玄関の防犯をチェックしよう!
2024年09月24日時点の情報です
家の換気のために、窓や玄関の扉を開けることもあるでしょう。しかし、窓や玄関の開けっ放しには注意が必要です。留守宅を狙う「空き巣」はもちろん、家人の在宅を知りながら忍び込むタイプの泥棒や強盗も存在します。
そこで今回は、防犯性を高めつつ、家の中を気持ちよく換気する方法をご紹介します。
窓の開けっ放しや網戸は防犯上のリスクあり
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警察庁の調べによると、令和5年中の住宅対象侵入盗の認知件数は 1万 7,469 件。前年に比べて 1,777 件(11.3%)増加しています。住宅を対象とした侵入窃盗は、1日あたり約48件も発生しています。
また、住宅を対象とする侵入窃盗の手口のうち、「忍び込み」「居空き」はどちらも前年から増加しています。
出典:警察庁「令和5年の刑法犯に関する統計資料」
警察庁「住まいる防犯110番」
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●「忍び込み」とは
夜間に家人らが就寝したのを見計らって屋内に侵入し、金品を盗むこと
●「居空き」とは
家人らが在宅し、昼寝、食事、家事などをしている隙に屋内に侵入し、金品を盗むこと
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住宅への侵入窃盗の手口
警察庁の調べによると、「空き巣」「忍び込み」「居空き」などの住宅対象侵入盗の侵入手段は、毎年変わらず「無締まり」と「ガラス破り」がツートップとなっています。
令和5年のデータでも、「無締まり」による被害が7,893件、「ガラス破り」での被害が5,496件でした。ピッキングやサムターン回しなど、施錠したドアをこじ開けられた被害が392件であることからも、この2つが突出して多いことがわかります。
つまり、多くは無施錠のドアや窓から入ってくるケースと、窓のガラスを割って入ってくるケースというわけです。
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一戸建住宅は空き巣に狙われやすい
侵入窃盗の発生場所は、住宅が約4割です。内訳は、「一戸建住宅」(30.5%)、「3階建以下の共同住宅」(7.3%)、「4階建以上の共同住宅」(3.8%)となっています。住宅のなかでも、一戸建住宅への侵入が最も多く、狙われやすい傾向にあります。
また、4階建以上の共同住宅への侵入は少ないものの屋上に自由に出入りできる状況であれば侵入窃盗のターゲットになるおそれがあります。
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窓を開けて換気をしたい場合におすすめの防犯対策
侵入犯が最も嫌がるのは、侵入に時間がかかる家といわれています。犯人はすばやく侵入し、気づかれないうちに逃走したいという心理があります。そのため、侵入までの時間がかかるようにするのが有効な防犯対策なのです。
補助錠やセンサータイプの窓ロックをつける
手軽に購入でき、取り付けも簡単なのが「補助錠」です。開ける幅を決めて、補助錠で固定すれば、窓はそれ以上開きません。開閉に時間をかけさせるという意味では、施錠は1つよりも2つが効果的です。
窓が一定以上開くとアラームが鳴るタイプの補助錠なども販売されています。
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防犯ガラスに替える、防犯フィルムを貼る
手慣れている泥棒なら、窓ガラスを割るのにかかる時間は10秒足らずだといわれています。割るときもあまり音を立てないため、自宅にいても気づかない可能性があります。
そこで有効なのが、簡単に割られないように窓自体を「防犯ガラス」に替えることです。
防犯ガラスは間にシートを挟むことで割れにくい加工が施されています。
貼るだけでガラスを補強できる「防犯フィルム」もあります。ガラスを交換するのは手間がかかるため、簡単に防犯対策をしたい場合は防犯フィルムを貼るのがおすすめです。
購入するときは、CPマークが目印の「防犯性能の高い建物部品」を選びましょう。
※CPマークとは…防犯性能の高い建物部品の試験基準をクリアした製品につけられる安全・安心のシンボルマーク
網戸を防犯仕様に交換する
網戸に補助錠をつける、ステンレス網戸に交換するなどの方法で、網戸も防犯仕様にすることができます。ステンレス素材の網戸は破られにくく、耐久性があることから、防犯対策としておすすめです。
窓の近くにセンサーライトや防犯砂利を設置する
一戸建住宅であれば、窓の近くにセンサーライトや防犯砂利を設置するのも効果的です。センサーライトは、人が通る度に明るく照らすため、防犯対策になります。
防犯砂利は、踏むことで大きな音が鳴る砂利のことです。玄関や庭に防犯砂利を撒くことで誰か侵入したことに気づきやすいといったメリットがあります。犯人は大きな音を立てることを嫌がるため、防犯砂利を撒くのも効果的です。
玄関からの侵入窃盗に効果的な防犯対策
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ピッキングに強い鍵への交換
泥棒がドアから侵入するときのよくある手口の1つが「ピッキング」です。シリンダーに細い器具を差し込み、カチャカチャといじることで開錠します。
そこで、ピッキング防止機能のついた鍵の導入がおすすめです。なかでもディンプルシリンダー錠は、ピッキングに強い構造となっています。鍵の先が丸くなっていて、表面に多くのくぼみが空いています。犯人に高いピッキング技術があったとしても、開錠に10分以上かかるとされていて、防犯性の高い鍵です。
電子錠(デジタルロック)の活用
鍵穴を使わない「デジタルロックキー」を使うのもおすすめです。
パスワードを設定して施錠・解錠するもので、何度も間違えたり、強い衝撃を感知したりすると、警報が鳴り施錠を強化するタイプなどがあります。また指紋認証型であれば、鍵の紛失防止になるだけでなく登録した指紋以外では解錠できないため防犯効果が高いといえます。
防犯カメラの設置
住宅の周辺に、防犯カメラを設置するのも有効です。犯人は、姿が見えることは避けたいため、防犯カメラが設置してあるとわかると、侵入を避ける傾向にあります。万が一侵入したとしても、映像で証拠として記録でき、犯人を捕まえる際に有利にはたらきます。防犯対策の1つとして、防犯カメラの設置もおすすめです。
窓を含む家全体の防犯にはホームセキュリティの導入がおすすめ
家の防犯には、ホームセキュリティの導入がおすすめです。
ALSOKのホームセキュリティは、「セルフセキュリティ」「オンラインセキュリティ」の2種類をご用意しています。セルフセキュリティでは、お手頃価格でホームセキュリティを実現でき、もしものときにはガードマンの依頼駆けつけが利用可能です。
オンラインセキュリティは、不審者の侵入や火災などの異常発生時にガードマンが駆けつけます。さらにスマートフォンを持っているだけで、帰宅時に簡単に警備解除が可能です。また、防犯カメラとアプリ連携ができ、外出中でもリアルタイムで映像を確認することができます。
一戸建住宅はもちろん、集合住宅にも導入可能です。お手頃なプランからお客様のご要望に合わせたプランまで幅広くご用意しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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まとめ
警戒すべきなのは、空き巣だけではありません。在宅中であっても、こっそりと入ってくる窃盗犯もいます。そのため、窓や網戸の開けっ放しには注意が必要です。補助錠や防犯フィルム、ホームセキュリティを取り入れるなど、ご自宅にあった防犯対策を行うことをおすすめします。
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