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実は“酸欠”のサイン!?家族の「いびき」は放置しちゃダメ!
2016年10月05日時点の情報です
寝苦しかった残暑が去り、睡眠に適した季節がやってきました。でも、ちゃんと寝ているはずなのに、起きたときに疲れがとれていない、よく眠れた感じがしない……という人は、寝ている間に「いびき」をかいているかもしれません。お父さんの大いびきに悩む家族と一緒に「いびき」のヒミツに迫りましょう!
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眠ると、舌のつけ根が奥へさがり、筋肉がゆるむことで、喉にある「気道」が狭くなります。この状態で息をすると、粘膜が振動して音が出ます。これが「いびき」です。
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- 熟睡した感じがしない
- 疲労感が強く残り、体が重い
- 口の中が乾燥している
- 喉が渇いている
- 日中に頭痛がする など
喉の気道が狭くなり、息を吸いにくい状態になると、いびきが出ます。このとき、体は「酸素不足」に陥っており、熟睡感を得られません。日中も頭がぼんやりとして、疲労や頭痛を感じやすくなります。
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<いびきをかきやすいのはこんな人!>
・口呼吸をしている ・飲酒している ・ストレスが多い
・太っている ・疲れている ・鼻が詰まっている
・仰向けで寝ている
口で呼吸をしていたり、仰向けで寝ていたりすると舌の根が喉の奥に落ち込んで気道を狭めやすくなります。同時に、肥満体型も喉に脂肪がつくことで気道が細くなり、正常な呼吸を妨げがちです。
また、飲酒しているときや疲れているとき、ストレスが多いときも、呼吸が浅くなりやすく、口呼吸につながるそう。また、近年の研究では、女性ホルモンが減少するといびきをかきやすくなることも分かってきています。
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その病気とは、SASと呼ばれる「睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)」。
寝ている間に呼吸が止まる「無呼吸」、あるいは止まりかける「低呼吸」の状態が1時間に5回以上繰り返されます。いびきが一定時間止まったあと、また始まるのは典型的なSASの特徴。眠りが浅くなり、日常生活に支障をきたしたり、さまざまな重病を合併したりするとされているため、早期の治療が必要です。
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●横向きで眠る
舌のつけ根が喉に落ち込むことを防ぐために、横向きで眠るといびきが軽減しやすい。
●鼻呼吸にする
口が開くといびきの原因になるため、鼻呼吸に切り替える。鼻腔を拡張するテープを使うのも有効!
●枕を見直す
枕が高すぎると首が曲がって気道をふさぐため、体に適した枕を使う。自由に高さを調節できるタオルを使うのも手。
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