暮らしに役立つ ALSOK
ライフサポートコラム
電車の中でスリやケンカ!?心がけたい電車トラブル防止策
2012年10月01日時点の情報です
朝起きて最寄り駅に向かい、電車に乗って会社へ――。もはや、通勤電車が生活の一部となっている方も多いのではないでしょうか。世界一利用者の多い駅としてギネス認定されている新宿駅では、1日平均でなんと約73万人(2011年度 JR東日本調べ)に上るそう。しかし、利用者が多いとトラブルもつきもので……。
|
|
駅・電車内で最も多い犯罪が「窃盗」です。警察庁の統計によると、窃盗事件の件数自体は年々減少しているものの、2008年には1万5064件。駅・電車で起こる事件のうち、「窃盗」はその60%以上を占めています。
特に気をつけたいのは、混雑した車内で他人の貴重品をこっそり奪う“スリ”。中のモノが見えるタイプの手提げカバンは標的になりやすいため、注意が必要です。また、リュックサックも、背後の気配に気づきにくいのが難点。込み合った車内では、ふたが付いたタイプのカバンを利用したり、リュックは背負わずに目の届くところに持ったりして対策しましょう。
|
|
駅や電車内での暴力沙汰も深刻です。2012年5月には東京の地下鉄・渋谷駅で、肩がぶつかったなどの理由から口論に発展し、逆上した犯人が男性の首や腹をサバイバルナイフで刺して殺害する事件が発生しました。ほかにも、以下のような事件が起きています。
粗暴犯Aは、走行中の電車内で「混んでいるんだからゲームをしないで」と注意してきた会社員の女性の顔を殴り、下あごの骨を折る重傷を負わせた。
粗暴犯Kは、電車内で近くにいた会社員女性と足が触れ、「けらないでください」と注意された。これに腹を立てたKは、ボールペンで女性の右太ももを2度刺し、1週間のけがを負わせた。
|
|
暴行事件は、加害者側が飲酒状態などで正常な判断ができていない場合が多々あります。駅構内や電車内でそのような人物を見かけたら、近寄らず、目を合わせないようにしましょう。
また、マナーの悪い人物へ話しかける場合は、言葉遣いや言い回しに気をつけること。暴行事件に発展しそうな場合は1人で対処しようとせずに、駅員などの助けを借りるようにしましょう。いざというときは、周囲の人に助けを求め、駅員を呼んでもらうのがベター。痴漢被害なども同様です。
|
|
|
|
関連コラムこちらもお読みください
更新日:2014.11.17
かつてはパソコンが主流でしたが、最近はスマートフォンでの被害相談も急増しています。
なかには詐欺目的のアプリも。この悪質な詐欺被害に、なんとお父さんがひっかかってしまったようで……。