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ライフサポートコラム
こんなマンションは狙われやすい!?オーナーが知っておきたい「泥棒の心理」
2012年12月26日時点の情報です
借主にとって、賃貸物件のセキュリティは気になるポイントの1つ。防犯対策をしっかり行っているマンションは、おのずと人気も高まります。 そもそも、泥棒の侵入を防ぐには、どのような対策が必要なのでしょうか?
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泥棒の侵入手口で圧倒的に多いのは、留守宅を狙った空き巣。泥棒は、目星をつけた家が留守かどうか判断するために、「インターホンで呼んでみる」ことがもっとも多く、「新聞のたまり具合を見る」、「洗濯物が夜になっても干したままかどうかをチェックする」、「電話をかけてみる」など、さまざまな手法があるようです。
こういった不穏な動きに対抗するには、入居者自身がまず注意することが大切です。長期間留守にする時は新聞を止めたり、洗濯物を干したまま出かけたりしないこと。また留守番電話の応答メッセージには「○日に戻ります」など、わざわざ留守をアピールするような音声ガイドは避けるべきでしょう。
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家の中にひと気がないと判断した泥棒は、どのようにして住居へ侵入するのでしょうか? 過去の手口を見てみましょう。
「戸締まり忘れ」は、日ごろからの心がけ次第で防げるもの。「ちょっとそこまで」と油断して、鍵を開けたまま出かけてしまう人も少なくないようです。泥棒は、そういったちょっとした心の隙も見逃しません。
次に、泥棒がどのようなタイミングで犯行を諦めるか見ていきましょう。アンケートの回答をチェックする限り、もっとも多いのは「声をかけられた」。近所で不審者を見かけたら声を掛け合うなど、地域の防犯意識を高めることが泥棒撃退の近道です。
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以上のことから、マンションオーナーが意識すべき防犯対策をまとめてみましょう。
マンションのエントランスは、前面道路から見通しのよい位置にあるのがベスト。設備の強化としては、住民が来訪者を確認できるオートロックの導入を進めましょう。
共用廊下や非常階段、エレベーターホールは、周囲からの見通しの良さを確保したいところ。ただし、建物の構造上どうしても不可能な場合は、防犯カメラが設置することで不審者にプレッシャーをかけることができます。
建物外周のブロック塀などを足場にして、2階ベランダなどに侵入されるケースがあります。ブロック塀によじ登りづらい工夫をしたり、ブロック塀沿いが映るようなわかりやすい位置に防犯カメラを設置するなど、泥棒が行動しづらい対策を施しましょう。
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更新日:2015.11.04
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