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ライフサポートコラム
なんだこりゃ!? 家に変なマークが書かれる「ドア・マーキング」にご用心
2022年3月07日時点の情報です
家の表札やドア周りを見ると、謎の記号や貼った覚えのないシール……。ご自宅の玄関周りでこうした異変に気付いた場合はご用心! 何者かが“仲間”に向けて残していったマーキングかもしれません。インターネット上でも、「M」「W」「学」「ル」といった文字を書き込まれた、シールを貼られたとの報告を見かけることも。みなさんのご自宅は大丈夫ですか?
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そもそも「ドア・マーキング」とは、住人が知らないうちに玄関周りに書きこまれる落書きのこと。何者かによって、マジックペンやボールペンなどで意味のわからない文字や数字、記号を書き込まれたり、小さなシールを貼り付けられたりすることがあります。
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M | 男性 | W | 女性 |
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F | ファミリー(家族住まい) | S | シングル(一人暮らし) |
学 | 学生 | 赤 | 赤ちゃんがいる |
SS | 土曜と日曜休み | 20 | 20代 |
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K | 買った | B | ブラックリスト |
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○ | 話を聞いてくれる | △ | あともうひと押し |
× | 断られた | ×× | また断られた |
ケ | ケンカになった | ☆ | 押せば買う |
金色シール | お金持ち |
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w8-20(ル) | 平日(ウィークデイ)の8時から20時までは留守 |
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20SW_9・21 | 20代独身女性、9時出勤、21時帰宅 |
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ドア・マーキングの真の意味が気になるところですが、読み解こうとするのはナンセンス。何者かが同業者や仲間と決めた暗号なので、読解の明確なルールはありません。
それよりも、マーキングがなされているのは、自宅が狙われている証拠! まずは家の戸締りを厳重に行い、警戒しましょう。
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上記は侵入窃盗の月別認知件数です(令和2年)。
秋や冬の空き巣被害が増える理由としては、次のようなことが考えられます。
1. 日没時刻が日に日に早まり、空き巣が活動しやすくなるため。
2. 行楽シーズンの秋は、外出で自宅を留守にする機会が増えるため。
3. イベントシーズンの冬はクリスマスや正月に向けて、現金を自宅に置く家が増えるため。
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油性ペンなら「除光液」で、シールなら「シール剥がし」などを使って、マーキングされる前の状態に戻すのがベストです。消す前には、マークを写真に撮っておきましょう! 後日、証拠として役に立つかもしれません。
とはいえ、消したことにより逆恨みを受ける危険性も……。警察庁のデータによると侵入窃盗の手口別認知件数は空き巣が約1/3を占めているそうです。まずは家のセキュリティを見直し、最寄りの交番に相談したり、管理会社に連絡したりして対策を行いましょう。管理会社に防犯カメラを設置してもらい、不審者の出入りを見張る手もあります。
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更新日:2014.08.06
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