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ライフサポートコラム
不審者を寄せ付けない!お庭の“草むしり”大作戦
2014年08月06日時点の情報です
緑の管理が行き届いたアパートは、借りる側にとって気持ちのいいもの。実は、利用者目線だけでなく、防犯の点でも除草は大切です。というのも、雑草が生え放題の庭は、空き巣や不審者を引き寄せてしまうから。ぼっちゃんと大家さんも草むしりに精を出しますが、暑さで早くもギブアップ気味――と、そこへ飛んできたアルボ。持っているのは……鍋!?
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生命力が強く、土・光・水があれば、どこでも立派に育ってしまう厄介な雑草。「成長が早い」「再生能力が高い」「種をつけるのが早く、しかも多量」という特徴があります。
雑草を放置すると、害虫がわいたり、アレルギーのもととなる花粉をまき散らしたり、種が周辺に飛び散ったりして、ご近所にも迷惑をかけてしまいがち。防犯上も、見通しが悪くなったり、隙だらけの印象を与えて空き巣や不審者を招きよせたり と、いいことはありません。
犯罪者を寄せ付けない庭にするには、まずは雑草を刈り払い、木々を定期的に剪定(せんてい)し、見通しがきくようにしておくのが理想です。
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●手で地道に抜き取る
手や鎌などを使って雑草を抜き取ったり、根こそぎ刈り取ったりする昔ながらの“草むしり”方法。
●化学薬品を使う
除草剤を使って、雑草を枯らしたり、生えにくくしたりする手軽な方法。生えている雑草に合わせて選べばOK。
●機械で除去する
機械を使って、生えている雑草を抜いたり、切断したり、土中に埋め込んだりする方法。広い土地で用いられる。
●生物の助けを借りる
雑草を好んで食べる動物を放す方法。2013年には東京・町田市の団地でヤギ4頭を使った実証実験が行われ、今年も11月まで放されている。
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それは、雑草が生えている土の中には、発芽前の種が無数に眠っているため。除草で土が掘り起こされると、種が地表に露出して光を浴びて次々と出芽する、というわけです。
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●引き抜くときは「根こそぎ」が基本。地中に根を残すと、再びよみがえってくるぞ!
●タイミングは雨上がり、もしくは水まき後。土をやわらかくすれば抜きやすい。
●時間があれば、黒いゴミ袋などを雑草の上にかけ、四方に重石をのせておこう。光遮断&熱のダブル攻撃で枯れていくぞ!
●植物の大敵は熱湯。ほうれん草などアクの強い野菜をゆでた時は、煮えたぎったゆで汁を雑草の上にまこう。
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このほかにも、植物愛好家の間では重曹や木酢液(もくさくえき)を使った“天然の除草剤”なるものも知られているようです。
●「重曹水」
「重曹」(炭酸水素ナトリウム)は、植物の老化を促進するエチレンを活性化させるため、直接ふりかけて水をまいたり、10%くらいの濃度を目安にした重曹水を作ってまくことで除草が可能です。
●「木酢液」
一方、殺菌&殺虫効果でも知られる「木酢液」はガーデニングでもおなじみのアイテム。水で30~50倍程度に薄めた液をまくとよいとされています。
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雑草の成長に不可欠なもの、それは「水」「土」「日光」でしたね。雨が降るため、「水」を遮断することはできませんが、「土」や「日光」なら工夫次第で遮断できます。
●グラウンドカバーを植える
グラウンドカバーとは、丈が低く、横に伸びる性質をもった植物のこと。クローバーやシバザクラなどがある。これを植えて雑草の根付くすき間をなくすことができる。
●玉砂利、レンガ、平板などを敷く
まずは地面に「防草シート」を敷き、次に玉砂利やレンガ、平板を敷く。シートを敷くことで砂利の土中に埋没することを防ぎつつ、飛来した雑草の種が土中に根付くのを防ぐ。
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ちなみに、ALSOKには別荘やセカンドハウスなど、日常的に生活していない住宅を対象にした「るすたくサービス」もあります。内容は、見回りによる現地の状況確認、対象施設内の郵便物の回収&整頓。定期的に報告をお願いしたい箇所に庭を選択すれば、庭の状況をALSOKが伝えてくれるので、雑草の伸び具合をチェックすることができます。
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更新日:2015.11.04
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