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ライフサポートコラム
高齢者は熱中症になりやすい!?猛暑シーズンの正しい涼み方
2022年03月02日時点の情報です
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梅雨が明ければ、夏はすぐそこ! 例年、6月頃から熱中症とみられる症状で病院に搬送される報道があります。気温が上昇する7~8月はさらなる注意が必要です。特に、高齢者は熱中症になりやすく、重症化すれば死亡する恐れもあります。日に日に暑さを増す夏の時期、高齢者が熱中症から身を守るにはどうすればいいのでしょう?
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総務省消防庁の発表では、令和3年6月の全国における熱中症による救急搬送人員は4945人で、昨年の救急搬送人員6,336人と比較して減少してきますが、救急搬送状況の年齢区分別は高齢者が56%と約半数を占めています。
なぜ高齢者は熱中症になりやすいのでしょうか? その理由は大きく3つあります。
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●体温調節能力の低下
高齢になるにつれ、汗をかきにくくなり、体温を下げることができなくなるため、体内に熱がこもりがちになる。
●気温の変化に対して鈍感になる
皮膚の温度感受性が鈍くなることで、暑さを自覚しにくくなり、衣服の調節や冷房利用などによる体温調節が遅れがちになる。
●体内の水分量が少ない
高齢者の体内水分量は若年者に比べて少ない上、のどの渇きを強く感じないため、水分不足になりがちになる。
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●部屋の室温&湿度をチェックする
高齢になると暑さ・寒さを感じにくくなるため、体感に頼るのはNG。温度計や湿度計で部屋の温度と湿度をこまめに確認し、風通しをよくしたりして室温を調節する。
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●暑さを避ける
「暑い」と思ったら、躊躇せず扇風機やエアコンを使うこと。また、ブラインドやすだれを垂らしたり、保冷剤などで首・脇の下・脚の付け根などを冷やしたりするのも効果的。
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●水分補給を忘れずに
「のどが渇いた」と思ったときには、すでに体は水分不足に……。放置すると、重症の場合は死亡することもあるので要注意。1日の水分量は1リットル程度が目安。
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また、意外と知られていませんが、熱中症は気温が高いときにだけ起きるものではありません! 熱中症になるかどうかは、その時の体調や暑さに対する慣れも深く影響しているのです。気温がそれほど高くない日でも、湿度が高い、風が弱い、また、体が暑さに慣れていないときは十分な注意が必要です。
「みまもり」でご家族を熱中症から守ろう
普段なかなか会えない場所で暮らす高齢のご家族がいらっしゃる方は、もしも熱中症になったらと心配されているのでは。いつも両親を見守り寄り添っていたい、そんなときはALSOKの「みまもりサポート」というサービスがあります。
「HOME ALSOK みまもりサポート」なら、コントローラーの温湿度センサーを利用してご自宅内での熱中症見守りが可能です。また24時間いつでも気軽にヘルスケアセンターに健康相談をすることができ、いざというときはボタンひとつでガードマンが駆けつけるので離れて暮らすご両親にとっても安心です。
ご自宅のホームセキュリティとご両親のみまもりサポートをセットで導入すると工事費が割引になるサービスもあるので、ぜひ検討してみてください。
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梅雨シーズンの感染症にご注意を!
更新日:2016.06.01
上空を厚い雲が覆い、じめじめとした日が続く6月。梅雨シーズンは、古来には「黴雨(ばいう) 」とも呼ばれ、黴(カビ)の多い時期として知られます。でも、蒸し暑い気候を好むのはカビだけではありません。たとえば、目に見えないウイルスや小さなダニもその一つ。こうした微生物の活動が活発になり、人体に悪影響を及ぼすことは少なくないようです。梅雨の時期に気をつけたい感染症をアルボがレクチャーします。