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ライフサポートコラム
秋は夕暮れ時の交通事故が多発。歩行中の高齢者にもご注意を!
2022年03月14日時点の情報です
9月といえばシルバーウィーク。行楽や旅行を計画する人も多いのではないでしょうか?しかし、マイカーで移動するなら、気をつけたいのが交通事故!特に、秋に注意したいポイントは、“夕暮れ時”と“高齢者”です。
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自動車の安全性能の進化や交通マナーの浸透などにより、交通事故による死者数は年々減少しています。しかし一方で、65歳以上の高齢者が占める死者数の割合は増加しています。
2021年の1年間に交通事故で亡くなった方は約2,636人。実は、そのうちの57.7%を占めるのが、65歳以上の高齢者なのです。
また、高齢者にまつわる事故で最も多いのが、「歩行中の事故死」(47.5%)、次いで「自動車乗車中」(29.1%)、「自転車乗用中」(16.4%)の順となっています。
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年間を通して交通事故の発生状況を見ると、10月から増え始め、12月にピークを迎えていることがわかりますね。秋に事故が増える理由は、帰宅や買い物で人出や交通量が多くなった時間帯が、徐々に暗くなって視認性が悪くなる日没前後(薄暮)の時刻にちょうど重なるためと考えられています。
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●白や黄色といった明るい色の服装を心がける
黒っぽい服と比べて、ドライバーの視認性がグッと良くなります。
●自動車のライトを反射する「反射材」を身につける
キーホルダー型ほか、洋服や靴に貼り付けるシールなど、タイプはさまざま。ホームセンターなどで入手できます。
●ゆとりを持って行動する
若い頃と比べて運動能力や身体機能が低下しています。自身の歩行速度が落ちている上、走行車両の速度や距離を見誤ってしまうことも…。横断時は左右を確認し、無理をせず安全な歩行を心がけましょう。
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●ヘッドライトは早めに点灯する
日没後は急速に暗くなるため、「まだ明るい」と思わず、早めにライトを点灯しましょう。
●周囲をよく確認する
昼間と同様に安全な運転を心がけるとともに、特にヘッドライトで十分に照らされていない道路右側(対向車線)にも、高齢者がいないか注意して走行しましょう。
●高齢者の動きに対応できる運転を
高齢の歩行者を見かけたら、減速や一時停止など、予想外の動きにも対応できるようなやさしい運転を心がけてください。
マイカーでのおでかけを計画中のみなさん、日没時刻が早まる秋の交通事故に気をつけて、9月の楽しい連休をお過ごしくださいね。
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