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ライフサポートコラム
「盗聴されている?」と感じたときの対処法
2013年03月27日時点の情報です
「盗聴」は、テレビや小説の中だけの話。自分にはまったく関係ない……なんて思っている人は少なくないかもしれません。ところが、現実には1年間に10万個以上の盗聴器が販売されているといわれています。
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盗聴には、大きく分けると電話の盗聴と会話の盗聴の2種類があります。前者は電話機や回線に取りつけて電気信号を、後者は室内のどこかに小型のマイクロフォンを設置して音声を拾います。いずれも“盗んだ”電気信号や音声を発信器で飛ばし、別の場所に設置した受信機で受け取って利用するわけです。
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盗聴の目的によって犯人像は多種多様です。たとえば次のようなケースが考えられます。
■一般人が盗聴に遭うケース
犯人 | 動機・目的 |
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ストーカー | 被害者の情報を手に入れたい |
恋人・夫婦 | 相手の行動をすべて知りたい、浮気などの調査 |
保護者 | 素行調査 |
探偵 | 素行調査や結婚調査など |
前の入居者 | 趣味、販売目的 |
マニア | 趣味、販売目的 |
どのような盗聴器でも、必ず室内に仕掛けなければなりません。外部の人間を室内に侵入されないためには、通常の空き巣対策を取っていればOK。ホームセキュリティを導入していればさらにベターです。
しかし、前の入居者が盗聴器を設置するケースや、前の入居者に仕掛けられたものがそのままになっているケースなどもあります。また、プレゼントに盗聴器が仕込まれるケースもあるため、あまり親しくない人からの贈り物には注意が必要です。
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調査会社(探偵業)にとって、盗聴対策は大きな市場となっているため、専門家に相談するのがベスト。しかし、なかには悪質な業者もあるため、事前にきちんと見積もりを出してもらい、作業に立ち会えるかなどを確認しましょう。
なお、入居前の部屋をチェックし、盗聴器等の有無を確認するサービスを提供している引っ越し会社もあります。もちろんALSOKでも盗聴器探索サービスを行っています!
▼ALSOK盗聴器・盗撮器探索サービス
http://www.alsok.co.jp/person/tanchi_service/
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更新日:2016.09.07
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