大学時代にスーパーでアルバイトをしていた時、商品の宅配サービスに携わり、高齢のお客様に大変喜ばれたことが、介護の仕事を選んだきっかけです。
　入社以来、福祉用具の仕事一筋で、今年で12年目です。神奈川・多摩センターでセンター長を経験し、今は、城南センター長を務めています。 福祉用具は、介護保険が利用できるサービスで、車椅子や介護用ベッドなどの「レンタル」、入浴用の椅子や腰掛便座などの「販売」、手すりの設置や居室・玄関の段差解消などの「住宅改修」の３つに分かれます。「レンタル」は、最も需要が高いサービスです。
　福祉用具専門相談員の主な仕事は、ご利用者様が福祉用具を選ばれる際、専門的知識に基づくベストな提案を行い、ご利用者様の自立した生活を福祉用具でサポートすることです。
レンタルされた福祉用具は、定期的にご利用者様を訪問し、メンテナンスを行っています。車椅子を例に挙げますと、タイヤの状態の確認や椅子の高さ調整等を行っています。また、ご利用者様の身体状況の変化やご要望に応じて交換も行っています。
　ご利用者様から「手すりをつけて頂いて自宅を歩く不安が減りました」と、喜びのお言葉を頂く時は、仕事の楽しさや大切さを改めて感じます。今後も、地域との繋がりを大切にして、ご利用者様をサポートできるよう頑張っていきます。