防寒と感染対策を!
冬に備えるべき
防災対策
冬の災害は、ほかの季節に比べて停電や積雪などによる被害が深刻になります。
自分と家族を守るために、いまできる対策をしておきましょう。
電気やガスが止まっても
寒さをしのぐ備えをしよう
冬に災害が起こると、寒さで命が脅かされることもあります。1995年1月の阪神・淡路大震災や2011年3月の東日本大震災では、地震発生後にライフラインが断たれてしまいました。東日本大震災では約466万戸が停電し、約80%が復旧するまでに3日かかりました(すべての復旧は約3か月後)。ガス(都市ガス・LPガス)は約200万戸が供給停止し、復旧までの約2か月間にわたり、多くの方が暖房器具を使えず、厳しい寒さにさらされました。低体温症(深部体温が35度以下になり、体の機能を正常に維持できなくなる)を発症した方も多く、震災関連死の増加に影響を与えたと考えられています。
そのため、冬は食料や飲料水など季節を問わず必要な備えに加えて、防寒対策もしておきましょう。避難所での生活に備えて、感染症対策グッズもすぐに持ち出せるようにしておくと安心です。
寒さ対策の必需品
防寒着
ダウンジャケット、ジャンパー、厚手の長袖・ズボン、厚手の靴下、手袋、マフラー、ニット帽など。避難所などへ移動する際になるべく重ね着して、多くの防寒着を持ち出しましょう。
防寒シートや段ボール
アルミ製の防寒シート(エマージェンシーシート)を体に巻き付ければ、体温を逃がさず保温できます。コンパクトなので持ち運びしやすく便利です。段ボールは床に敷くと断熱や保温効果があります。
寝袋や毛布、カイロ
寝袋や毛布があると冬の寒い日も安心です。カイロは移動時にも使え、首の後ろやお腹、腰に貼れば全身を温められます。有効期限が切れていると異常発熱してしまうので定期的に確認しましょう。
ポータブルストーブ
災害発生後に自宅避難を続ける場合、電気やガスが止まっても使用できる暖房器具が必要です。灯油式のストーブを用意しておきましょう。住居環境で使用できない場合はカセットガスストーブを。
プラスの備えで防災力をUP!
カセットコンロで温かい食事を
電気やガスが止まってもお湯を沸かしたり調理ができるように、カセットコンロを用意しましょう。温かい食事で心身を温められます。ガスボンベ1本で約60分使用可。大人1人につき1週間で約6本が目安です。多めに備蓄を。
車にも防災グッズを用意
地域によっては雪で車が立ち往生することも。車にスコップや牽引ロープを入れておきましょう。防寒具、カイロ、携帯トイレ、長靴、手袋、飲料水や非常食も用意しておくと安心。ガソリンなどの燃料は早めの給油を心がけて。
感染症対策も忘れずに
避難所で避難生活をするときのために、衛生用品も準備しておきましょう。
【基本の衛生用品リスト】
- マスク
- 体温計
- ウエットティッシュ
- ハンドソープ
- 使い捨てのビニール袋
- 使い捨てのビニールエプロンまたはごみ袋
- アルコール消毒液
- 上履き
飛沫感染や空気感染を防ぐため、「手洗い」や「咳エチケット」などの基本的な対策を徹底しましょう。
必須アイテムが勢ぞろい!非常用飲料水、非常食等8種類セットの「緊急キット」
ご家庭をはじめ、各所への備蓄に最適な非常持ち出しセットです。被災時、ライフライン復旧、避難所までの1日を過ごすために、すぐ必要となる食料や水、トイレなどの必須アイテムを厳選したALSOKがすすめる「緊急キット」です。コンパクトで頑丈な箱に梱包されているので保管スペースをとりません。長期保存が可能です。
セット内容
- 携帯用ナップサック(中国製)
- 備蓄用保存水×2本(日本製)
- マジックライス×2袋(青菜ご飯/梅じゃこご飯:日本製)
- ガーディVマスク(日本製)
- セーフティライト×2本(米国製又は日本製)
- 簡易トイレ(日本製)
- エマージェンシーブランケット(中国製)
- 滑り止め付軍手(中国製)
単品もあります!
コンパクトブランケット
アルミ蒸着フィルム+発泡ポリエチレンシートのW効果で熱が逃げるのを防ぎます。
[価格]935円(税込)
エマージェンシーシュラフ
緊急時の防寒用として使用できる寝袋です。保温、防水、防風効果で寒さから身を守ります。
[価格]1,760円(税込)
お問い合わせはALSOKテレフォンサービスセンターまで
0120-39-2413
(年中無休・24時間365日受付)