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住めば都とは言うけれど……引っ越し先でトラブルに遭遇した人はなんと8割!
2013年10月09日時点の情報です
20年ごとに社殿などを一新する伊勢神宮の式年遷宮。10月2日には、ご神体をヒノキが香る新正殿へと移す「遷御(せんぎょ)の儀」が執り行われました。いわばこれは“神様のお引っ越し”。今後20年を過ごす新居、気に入っていただけるといいですね。
さて、私たちの間でも転勤や結婚が多い秋は、引っ越しが増えるシーズン。でも、あわただしく決めてしまうと、新居で思わぬトラブルに悩まされることも……。そこで、賃貸物件に引っ越した際に遭遇した意外なトラブルについて、ALSOKチームがアンケート調査してみました!
なんと、回答者の79.2%が何らかのトラブルに遭ったと回答! トラブル事例のなかでも、「設備」、「水周り」、「ご近所の人間関係」がそれぞれ約2割を占め、全体のおよそ6割となる“3大トラブル”であることが判明しました。経験した“落とし穴”の詳細については、以下の回答が寄せられています(原文ママ)。
●設備のトラブル
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●ご近所の人間関係
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●水周りのトラブル
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●自宅周囲の治安
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●心霊的なトラブル
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●設備や水周りのトラブル
下見である程度解決できる物件そのものに対するトラブルと違い、電気配線や水周りは、電気や水道を通してみないとわからないことも多いトラブルです。そこで入居1週間以内を目安に、設備や電気配線類がきちんと使えるか、水やお湯の出具合や排水、扉や引き戸などの使用状況をチェック。不具合や故障があれば、早めに大家さんか管理会社に連絡して取り替えてもらいましょう!
●ご近所の人間関係&治安トラブル
まずは、物件の下見の際に時間帯を変えて訪問するのが一つの手。ただし、隣人の動向は入居前にはなかなか気づけないことも。騒音トラブルに巻き込まれた場合でも、すぐに大家さんか管理会社に連絡し、対処をお願いしましょう。 貸主は入居者に対して、最低限安心して生活できる環境を提供する義務があるため、安らかに生活できないような騒音を出す隣人には、その行為をやめさせる義務があると考えることができます。
また、治安面をチェックするときは、実際に住んでいることを想定し、帰りが夜遅くなりがちな人はその時刻にも訪問しておきましょう。帰り道の暗さ、人通りの有無、近くのスーパーや店舗が何時まで開いているかなど、昼間ではわからなかった発見があるかもしれません。
●心霊的なトラブル
人が殺されたり、自殺したりした物件を「事故物件」と呼びます。不動産を仲介するものがこうした物件を貸す際は、事前に告知をする義務がありますが、多くの場合は「心理的瑕疵(かし)あり」と表示されるだけ。
そんな表記を見つけたら、事故物件の情報を集めたサイトで確認したり、大家さんや管理会社の担当者に率直に聞いてみるのがオススメです。
いずれの場合も、お部屋探しでハズレ物件を引かないコツは、徹底的に“下見”をすること。漫然と見るのではなく、間取り図やメジャー、筆記用具、カメラ、傾斜をチェックするためのビー玉なども持っていき、室内を細かく確認しましょう。
また、万一トラブルが起きた場合に頼ることになる、大家さんや管理会社の対応力も要チェック! コメントの中には、駐車場の安さで入居を決めたのに、「引越し後、オーナーからは数年前から駐車場は空いていないと言われました。仲介業者は勘違いしてたなんて言い訳をしていました」(半パタ世代・男性)といった悪質な例もありました。
細かいことが書いてある契約書もついつい読み飛ばしがちですが、責任の所在が誰にあるかを記してあるので、事前にしっかりとご確認を!
(ALSOKチーム)
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