確かな信頼関係を築くには、
小さな努力を積み重ねること。

田中 遥菜

渋谷支社 総合職(営業)

同志社女子大学卒

2021年入社

Interview#01

Talk#01

不確実な時代に揺るがない安心感は、
社員にとっても大きな魅力。

とにかくアルバイトに勤しんでいた大学時代。「いろんな仕事を経験できるのは今だけだ」と思い、結婚式場のスタッフから焼肉屋、アイスクリームショップなど、さまざまな職場で働きました。その中でも特に記憶に残っているのが、タピオカ屋でのアルバイトです。季節ごとの企画や店内の飾り付けをスタッフ全員で取り決めた経験から、大学卒業後も社員同士が気軽に意見を交換しあえるような、アットホームな環境で働きたいと思っていました。

しかしいざ迎えた就職活動のタイミングで、世界的な感染症が日本にも蔓延し、私が志望していた小規模な会社の多くが採用活動を中止しました。そのような困難な状況下でも採用活動を続けていたのが、ALSOKです。もともと警備会社のインターンシップへの参加経験があり、社会の安全を守る仕事に魅力を感じていました。加えて、先行きが見えない当時の社会情勢の中で、世の中に欠かせない「不変的な存在」である点も非常に心強かったですね。また会社の詳細を調べるうちに、大企業ならではの福利厚生や女性のキャリア支援の充実さにも惹かれ、入社を決意しました。

1年目に配属されたのは、大阪の難波支社。初めの半年間は、先輩の商談への同行や、営業に必要な資格取得に向けた勉強に取り組む日々でした。ALSOKでは多種多様な商材を販売しており、消火器や防災備蓄品、福祉用具、さらに当時は特にニーズの多かった空気清浄機など。また、保険商品の販売やフリーダイヤルやWebからお問い合わせいただくお客様への対応も担当するため、それらの業務に必要な知識を身につけました。建物管理にまつわるあらゆるニーズにお応えするというのが、ALSOKの目指す姿でもあります。

Talk#02

いまでも記憶に残っている、
初受注の思い出。

研修期間を終えると、営業としての本格的な業務が始まりました。新人時代は大阪市大正区を担当していて、新規のお客様の獲得に努めていました。この地域は工業地帯で、工場や居酒屋が主な顧客となりますが、他にも幼稚園などへ営業活動をしていました。自転車やバスを利用してお客様のもとへ訪問する日々のなかで、初めて成約をいただいた日のことは、いまでも鮮明に覚えています。その案件は、先輩が担当していたお客様だったのですが、防犯カメラ設置の検討にあたって担当を任せてもらえることに。当時は商品に関する知識も乏しかったため、カメラメーカーさんと一緒にお客様のもとへ訪問し、私自身もいろいろと教えてもらいながら商談を進めました。そして、念願の初受注を達成。周囲の方々の力を借りながら、営業として初めて成果と喜びを手にした瞬間でした。初受注のお祝いとして、先輩が食事に連れて行ってくれたことも、とてもうれしかったですね。

新規開拓営業とは別にフリーダイヤルでお問い合わせいただいたお客様への対応も、営業の重要な仕事のひとつです。実際にこの業務を経験して感じたのは、やり取りのスピード感と信頼関係の構築を両立させることの難しさです。たとえばお客様とセキュリティサービスの設置工事の日程を確約していたとしても、突然「やっぱり考え直します」と言われてしまうこともあります。これは、商品に関するご説明や私個人への信頼が不十分であることが要因だと思われます。現在も日々課題改善に取り組んでいるところです。

Talk#03

些細な気づかいの積み重ねが、
強い信頼へと変わる。

入社3年目になるタイミングで、希望して東京都内の渋谷支社のハウスメーカーチームへと異動してきました。ここでの営業スタイルは、ハウスメーカーと連携し、新築住宅のお施主様へ当社のホームセキュリティ商品を提案する、というものです。新築のお家を建てるというのは、人生において数少ないとても大切なイベントです。私たちも、それだけ慎重かつ細心の注意を払うことを心がけています。特に、セキュリティ機器の設置は一度決まると後からの修正が難しいため、設置図面の事前確認を徹底しています。お施主様に信頼していただくことはもちろん、ハウスメーカーとの良好な関係構築も、私たちの大切な仕事です。

ALSOKへの入社以来、営業としてのスキル向上はもちろん、ひとりの社会人として多くの学びが得られたと感じています。特に成長を感じるのが、対人コミュニケーションのスキルです。相手に納得してもらえるような伝え方や、訪問後には必ずお礼のメールを送るといった、小さな配慮を日常的に意識するようになりました。また、このような些細な行動が積み重なって信頼関係が築けるということも、ALSOKで学んだことのひとつです。

そうした信頼関係は、社外に対してだけでなく、一緒に働く社員間でも大切なことだと感じています。仕事だけでなく私生活においても、社員同士が支えあう風潮があるのが当社の魅力です。私が東京への異動を希望したのも、個人的な事情によるものだったのですが、大阪時代の上司たちがしっかりと話を聞いてくれて、快く送り出してくれました。今後は、結婚や育児といった人生の変化を迎えるかもしれませんが、そういった恩をお返しするためにも、長く営業としてALSOKに貢献したいと思っています。渋谷支社にも、子育て後に事務から営業に再チャレンジした女性の先輩がおり、そういったロールモデルが身近にいることが大きな励みにもなっています。

私のPRIDE

当社にお問い合わせいただくお客様の中には、「近所に空き巣が入って不安」「遠方に住む両親が心配」といった理由からご相談をいただく方も少なくありません。そのような方々の不安な気持ちを軽減し、安全・安心を提供するというのは、とても意義深い仕事だと思います。日々の業務を通じて、社会における大切な役割を果たせることに、強い責任感と誇りを感じています。

学生のみなさんへのメッセージ

「ALSOK」と聞くと、屈強なガードマンのような男性ばかりの集団を思い浮かべるかもしれませんが、実際にはそんなことはなく、社内には色々な方がいます。営業の新入社員の男女比率はほぼ半々で、活躍している女性社員も非常に多いです。体育会系どころか、人あたりが柔らかくて温かい社風なので、ぜひ安心して入社していただけたらと思います。

ある一日のスケジュール

9:00~

出社。メールの確認と返信、見積もりの作成などの事務作業を行う。お客様との電話連絡を行う。

12:00~

お昼休憩。

13:00~

支社を出発し、ハウスメーカーへ定期訪問。

15:00~

そのまま次のアポへと直行。お客様との打ち合わせ。

17:00~

支社へ戻り、訪問先へのお礼メールや事務作業の続きに着手。

18:00~

業務を終えて帰宅。