ALSOK(本社:東京都港区、社長:青山 幸恭)は、シニアの健康増進へ貢献するプログラム提供の一環として「ALSOKあんしんヨガ」を製作しました。椅子に座ったまま行うのが特徴で、高齢の方にも無理なくできる身体機能向上プログラムです。動画の一部を本日より、ALSOK公式YouTubeチャンネルにて公開します。
1 趣旨
ALSOKは2012年に介護事業に参入し、現在約12,000人のご利用者に介護サービスを提供していますが、このたびシニア向けの健康増進プログラムの一環として、要介護度が高い方でも無理なく行える「ALSOKあんしんヨガ」を製作しました。
ALSOKは約200拠点にのぼるデイサービスや有料老人ホーム、グループホーム等を運営していますが、「ALSOKあんしんヨガ」を介護サービスの一環として活用することで、ご利用者の健康増進を図ることを狙っています。同時にご利用者をつなぐコミュニケーションツールとしても活用でき、和気あいあいとした明るい環境づくりにも役立つものと考えています。
ALSOKはこれまでも「ALSOKあんしん体操」等の健康増進プログラムを製作してまいりました。「ALSOKあんしんヨガ」は、体操に続くオリジナルコンテンツとして、まずはデイサービスを中心にALSOKが運営する介護拠点に順次導入してまいります。
また多くの方にお楽しみいただけるよう、ALSOK公式YouTubeチャンネルにて一般公開いたします。
2 「ALSOKあんしんヨガ」概要
「ALSOKあんしんヨガ」は、「呼吸法」・「姿勢(ポーズ)」・「瞑想」からなる約30分のプログラムを基本としています。椅子に座ったまま行うチェアヨガのため、身体機能が低下した高齢者の方でも無理なく行えるのが特徴です。プログラムの企画にあたっては、シニアヨガインストラクターである山田いずみ先生の助言を得ました。
「ALSOKあんしんヨガ」プログラム(一部)
3 「ALSOKあんしんヨガ」の特徴
(1)椅子に座ったままできる「チェアヨガ」
介護施設やデイサービスにおける機能訓練の一つとして活用できるよう、要介護度の高い方、車椅子の方でも無理なく実施できるチェアヨガ(椅子に座った状態でできるヨガ)をプログラム化しました。
(2)「ALSOKあんしん体操」とのシナジー
①ポージング
ALSOKあんしん体操の動きを応用させたポージングを考案し、オリジナルポーズとして取り入れました。
②ペアヨガ
ALSOKあんしん体操は、体操を通じたコミュニケーションを目的とした「二人組体操」をメニュー化しています。「ALSOKあんしんヨガ」も同様に、二人で行いコミュニケーションを促進する「ペアヨガ」をオプションポーズとして製作しました。
4 公開について
下記WEBサイトよりご覧いただけます。
5 今後の活用と展開
株式会社ウイズネットを中心に、デイサービス等の介護サービスご利用者向けのシニアヨガ教室を定期的に実施しています。2016年7月に第1回目を開催して以降、好評のためこれまでに延べ100名以上が参加しました。介護サービスご利用者のみではなく、介護スタッフも一緒に参加し、年齢や性別を問わずヨガを楽しんでいます。
また今後の普及体制としては、ALSOK介護グループ3社((株)ウイズネット、(株)HCM、ALSOKあんしんケアサポート(株))合同で「ALSOKあんしんヨガ指導者講習会」を実施しています。講習会修了者には修了証を発行し、各社にて「ALSOKあんしんヨガ」の普及に努めます。
シニアヨガ教室の様子
指導者講習会の様子
今後も、ALSOK独自の付加価値あるコンテンツやサービスを提供し、介護事業の差別化および利用者の満足度向上に努めてまいります。
以 上