お客様目線での対応にはまず、お客様やそのご家族に心を寄せて、関心を持つことが大切です。かつて、毎晩のように建物内を徘徊されていたお客様が、馴染みのクラッシック曲をお聴きになったことで、徘徊の症状が落ち着いたことがありました。これは、ご本人やご家族との何気ない会話で、「不安なときには音楽を聴くと落ち着く」とスタッフが聞いていたことがきっかけでした。他には、ご家族が親御さんの施設内での暮らしを心配されていることを感じとり、施設内のイベントを楽しむお客様ご本人の写真をスタッフがお送りしたところ、不安が少し解消されたのか、ご家族から「この施設にしてよかった」との感謝の言葉を頂戴したこともありました。
お客様に寄り添い、お話にしっかり耳を傾けて日々の気づきをサービス内容の見直し・改善につなげていくこと、また、スタッフが想いをひとつに、お客様の立場に立ちお客様の安全安心で自分らしい暮らしを守るために常に全力を尽くすこと。このことを胸に、お客様に信頼される施設づくりをスタッフ一同で目指していきます。