私が介護業界に飛び込んだのは今年の3月でした。それまでは看護師として、17年ほど病院で働いてきました。 転職を決めたのは、働き方を変えたいと思ったからです。新施設のオープニングスタッフとして心機一転、施設も私も一からのスタートです。介護について学びつつ、看護師時代の経験を活かしながら、無事に10月のオープンに辿り着くことができました。でも、大切なのはここからです。
今回オープンする「パークウェルステイト湘南藤沢ＳＳＴ」は、住宅型有料老人ホームと呼ばれる施設です。健康な方が自宅のように過ごすこともできますし、病気や加齢などで体が衰えてきたときも、同じ施設で引き続き生活しながら、介護・看護サービスを受けることができます。健康なご利用者はもちろん、介護が必要になったご利用者にも、自分らしい暮らしを満喫してほしい。そのサポートを提供することが、当施設の役割だと考えています。
とくに、湘南藤沢という立地は景観に恵まれ、箱根の温泉やゴルフ施設なども近く、海の幸も楽しめるすばらしいロケーションです。人生の後半を豊かに過ごせる環境が整っています。だからこそ、ご利用者とそのご家族に「ここで暮らしたい」と選んでいただける施設に成長していきたいと考えています。そのためには、ご提供するサービスの質だけではなく、「この施設でしかできないこと」にもこだわっていかなければならない。それには、メンバー一人ひとりの努力とスキルが必要不可欠です。現在のコアメンバーは介護や看護、リハビリ、緩和ケアなど、それぞれの専門分野のプロで、しかも個性的な面々が揃っています。車いす社交ダンスの指導経験があるスタッフもいます。
それぞれが自分のスキルと個性を活かしながら、協力してサービス向上に努めることで、「高級レジデンス」にふさわしいサービスを提供できると信じています。
新しい人生を過ごす場所のひとつとして、「パークウェルステイト湘南藤沢ＳＳＴ」の名前が挙がる・・・そんな施設を作っていけるように頑張ります。