「アミカの郷小平あじさい公園」は、２０２３年12月にオープンしたばかりの新しいホームです。当社では、5つ目のサービス付き高齢者向け住宅となりますが、今後オープンする施設のモデルとなれるよう、チーム一丸となって業務に取り組んでいます。
私が介護業界に入ったのは、16年前のことです。義母が末期がんで倒れ、介護する間もなく亡くなったことを悔やみ、介護業界に飛び込みました。
ご利用者に「ずっといてね」「ここに来てよかった」と言っていただけるのが何より嬉しくて、ホーム長となった今でも、毎日のように現場に出ています。16年間、どの施設でも無遅刻無欠勤を貫いているのは、私の小さな誇りです。
もうひとつ、16年間取り組み続けていることがあります。ご利用者とスタッフ一人ひとりに、１日１回は話しかけることです。あいさつだけでも、声をかければ返事があって、相手の様子がわかります。ご家族から連絡があったときも、その日の様子を伝えられれば、より安心していただけます。一人ひとりに寄り添って、安全安心なケアを提供するためには、日頃のコミュニケーションが欠かせません。
いざというとき何でも話せる環境をつくるために、スタッフにも、まずは自分から声をかけています。介護は１人ではできません。よいスタッフたちがいてこそ、よいケアを提供できます。そのことを忘れずに、自分が率先して動くことで、次世代の人材育成につなげたいと思っています。
スタッフの尽力のおかげで、当館では、ご利用者が自由に過ごしやすい環境が整っています。近くの公園を毎日散歩したり、買い物に出かけたりする方も多いです。中には、渋谷まで出かける方もいらっしゃいます。施設内も開放的なスペースが多く、晴れた日には窓から富士山が見えることも。季節のイベントではコンサートを開催したり、ご利用者のご要望に応えて書道講座を実施したりと、メリハリのある日々を過ごせるよう工夫しています。ご利用者、ご家族に「選んでよかった」と言っていただけるように、これからもスタッフ一同、頑張っていきます。