Photo:Tsugumi Tachihara
今回の食材
タコ
あっさりしていても栄養豊富なタコは夏バテ対策にもぴったり!
- 高たんぱく低脂肪のヘルシー食材
- 細胞を新しくするはたらきのある亜鉛を多く含む
ゆでタコは表面に張りがあり触るとしっかりと弾力のあるもの、足の先まで綺麗に巻いているものを選びましょう。国産ものはゆであがりが濃い小豆色になります。
主食・主菜・副菜と幅広いアレンジが効くタコ。生では扱いが面倒ですが、ゆでタコは手軽に買える食材なので、もっとメニューに取り入れてほしいですね。タコに豊富に含まれるタウリンはアミノ酸の一種で、血液中のコレステロールや中性脂肪を下げるほか、血圧の調整、肝臓の機能アップなどに役立ちます。
ゆでタコは日持ちがしないので、購入したらなるべく早く食べましょう。どうしても使い切れない場合は冷凍保存も可能です。
料理監修
磯村優貴恵先生
管理栄養士。痩身専門の食事指導や特定保健指導の後、日本料理店での料理修業を経て、現在は家族みんなでおいしく食べて健康になれるレシピ・商品開発、執筆などを行う。
タコのみぞれきゅうり和え
材料[2人分]
- ゆでタコ(100g)
- きゅうり(1本)
- 大葉(2枚)
- 生姜(千切り:5g)
- ポン酢醤油(大さじ1)
作り方
ゆでタコはひと口大に切り、大葉は粗みじんに切る。
きゅうりはすりおろし、キッチンペーパーにのせて軽く水気を切る。
食べる直前にボウルで(1)(2)ポン酢醤油を混ぜ合わせ、器に盛り生姜をのせる。
きゅうりには余分な塩分を調整し、むくみ予防に役立つカリウムが含まれています。
タコとピーマンのガーリックバター炒め
材料[2人分]
- ゆでタコ(160g)
- ピーマン(4個)
- エリンギ(2本)
- にんにく(スライス:1片)
- オリーブ油(大さじ1/2)
- (A)バター(10g)
- (A)醤油(小さじ1)
- (A)黒胡椒(少々)
作り方
ゆでタコはひと口大に、ピーマンは種を取り、エリンギとともにひと口大の乱切りにする。
フライパンにオリーブ油とにんにくを入れ弱火にかけ、香りがたったら(1)を加え中火で炒める。
エリンギがしんなりしてきたら(A)を加え、バターが溶け全体に絡まったら器に盛る。
にんにくの香りは食欲をそそり、しっかり食べることで夏バテ予防に役立ちます。