1. 手のひらを広げる
つかまれた方の手のひらを大きく開く。指先まで意識をして、腕に力を入れる。
思いきり広げる
手のひらを大きく開くだけで、手首の筋肉が膨張し、相手の拘束が緩む。
2. 手の甲を上に回す
肩から腕全体と手首を内側に回し、手の甲を上に向けるようにする。
3. 肘を曲げて前に出す
同じ側の足を相手の横側に一歩踏み込みながら、肘を曲げて相手の肘にあたるくらいまで前に出す。相手の手がはずれる。
反対側の手も使う
このとき、反対側の手を組んで肘を曲げれば、より力が入る。
4. 両手で顔を守りながら離れる
離脱できても、相手からの追加攻撃に備え、両手を上げて顔を守りながら離れる。
●監修 クラヴマガ・ジャパン 藤原 斉さん
海上保安庁に20年勤務し、最前線で凶悪事件に対応。制圧術の指導教官として海上保安官の実技向上にも努めた。現在はリードインストラクターとしてクラヴマガの普及に尽力する。
クラヴマガ・ジャパンHP ▶︎ https://www.kravmaga.co.jp/