キャベツ
キャベジンという胃腸を守る成分のほか、ビタミンCやビタミンK、食物繊維を含む。
作り方
キャベツは芯を取り、葉はざく切りに、にんじんはせん切りにする。
ボウルに1を入れて、塩、ハチミツを加え、全体がしんなりするまでもむ。
清潔な保存容器に移し、水300ml(分量外)を注ぐ。Aを加えてふたをし、軽くゆする。
冷蔵庫に入れて1日置く。冷蔵庫で7日間くらい保存可能。
ヨーグルト・コールスロー
発酵キャベツは旨み&栄養たっぷりの漬け汁ごと使います。ストレス解消や食欲増進の効果がアップする柑橘類と、腸のぜん動運動を促す油分をプラスした爽やかなサラダです。
発酵キャベツの肉巻きカツ
食べ応えがあるのに胃もたれしない、軽やかな揚げ物です。塩分も少なめでヘルシー。 食べるときにレモンをしぼると、おいしいだけではなく体の酸化や老化の予防に役立ちます。
キャベツを丸ごと使った
サラダのような漬け物
~発酵キャベツ~
春は環境の変化によるストレスから自律神経が乱れがちなうえ、新しいことが始まって緊張する場面も多い季節です。胃腸にやさしいキャベツと乳酸菌の組み合わせでおいしく腸活しましょう。「発酵キャベツ」は切って混ぜて寝かせるだけで、毎日かき混ぜるなどの手間も不要です。米のとぎ汁でも作れますが、乳酸菌飲料を使った方が発酵しやすく、漬け物初心者でも上手に仕上がります。サラダ感覚でそのまま食べてもおいしく、漬けてから3日くらいはシャキシャキの食感が楽しめて、4日たつと自然な酸味が出て味わいが増します。揚げ物の添え物に、サンドイッチに、広島風お好み焼きの具などに使ってみてください。
料理家 井澤由美子さん
四季折々の食材の味と効能が際立つ、シンプルなレシピを数多く発信。発酵食や中医薬膳も得意とし、レモン塩ブームの火付け役としても知られる。