食物繊維と発酵食品で腸内環境を整えよう
おうち時間や在宅ワークとともに偏った食事が増えて、おなかがスッキリしない。そんな方は、腸内環境が乱れているかもしれません。食物繊維や発酵食品、乳酸菌を積極的に摂りましょう。野菜や果物、海藻類などに多く含まれる食物繊維は、腸を刺激したり、腸内細菌のエサになって腸内環境を整えます。発酵食品や乳酸菌を含む食材も、腸内環境を整えてくれます。消化・吸収がスムーズになるので、食べごたえのある食材を使ってよく噛むことも意識しましょう!
いちごとモッツァレラチーズのバルサミコ酢ドレッシングサラダ
エネルギー 1人分 156.0cal
いちごはヘタを取り、半分に切る。モッツァレラチーズはひと口大に切る。スナップエンドウは筋を取り、塩を少々(分量外)加えた熱湯でさっと茹で、斜め半分に切る。
ボウルにドレッシングの材料を入れ、よく混ぜ合わせる。
ベビーリーフをさっと洗い、水気を取って器に盛る。1を彩りよくのせ、ドレッシングは食べる直前にかける。
ベビーリーフ、スナップエンドウ、いちごとさまざまな食材から食物繊維を摂れます。
乳酸菌を含むチーズは、カマンベールやゴルゴンゾーラなどでもOK
豚肉とたけのこのピリ辛味噌炒め
エネルギー 1人分 354.9cal
豚肉は3㎝幅のそぎ切りにする。たけのこは半分の長さに切り、穂先は1㎝幅にスライス、根元は1㎝厚のいちょう切りにする。キャベツの葉はざく切りにし、にんじんは短冊切りにする。絹さやは筋を取る。(A)は混ぜ合わせておく。
フライパンにこめ油、にんにく、輪切り唐辛子を入れて弱火にかけ、にんにくの香りが立ったら豚肉を入れる。にんにくや唐辛子が焦げそうなときは、豚肉の上にのせる。
豚肉に焼き色がついたら裏返し、たけのこ、にんじん、キャベツを加え、炒め合わせる
絹さやを加えて(A)を回し入れ、全体に絡ませるように炒める。
食べごたえのある厚切りの肉とたけのこで、噛む回数をアップ!
発酵食品である味噌や醤油は最後に加えて、風味よく仕上げます。
●料理監修 磯村優貴恵先生
管理栄養士。痩身専門の食事指導や特定保健指導の後、日本料理店での料理修業を経て、現在は家族みんなでおいしく食べて健康になれるレシピ・商品開発、執筆などを行う。