旬の夏野菜でストレスから体を守る
紫外線をはじめ、室内外の気温差など、夏は意外とストレスが多い季節です。ストレスを感じると、体内で活性酸素が大量に発生します。活性酸素は細胞を傷つけて、老化や生活習慣病を引き起こしてしまいます。活性酸素の抑制に役立つのが、抗酸化作用を持つビタミンCやリコピンです。とくに旬の夏野菜には多く含まれているので、積極的に摂るとよいでしょう。食材のパワーを味方につけて、ストレスに負けない体づくりをしましょう!
トマトたっぷりハヤシライス
エネルギー 1人分 635.1kcal
牛肉はポリ袋に入れて塩・こしょうを振り、さらに小麦粉を振り入れ、軽く揉みこむ。玉ねぎは5mmの厚さにスライス、マッシュルームとミニトマトは半分に切る。
-
鍋にオリーブ油、にんにくを入れ弱火にかけ、香りが立ったら玉ねぎを入れて、しんなりするまで中火で炒める。
鍋に牛肉とマッシュルームを入れて炒め合わせ、牛肉の色が半分ほど変わったら(A)を加え混ぜる。沸騰したら少しずらして蓋をし、弱火にして5分ほど煮る。
ミニトマトを加え混ぜ、さらに5分ほど煮込む。
器にごはんを盛り、[3]をかけ、お好みでイタリアンパセリを飾る。
フレッシュトマトを使うことで、夏でもあっさりと食べやすい仕上がりに!
トマトの赤い色素成分であるリコピンには抗酸化作用があります。
彩り野菜の冷しゃぶサラダ
~さっぱり梅おろしのせ~
エネルギー 1人分 214.5kcal
豚肉に酒を振る。玉ねぎは薄くスライスし、5分ほど水にさらしたあと、水気を切る。パプリカは薄切りにする。
梅干しは種を除き、包丁でたたく。大根をすりおろし、キッチンペーパーで包んで軽く水気を切り、梅干しと混ぜ合わせる。
鍋にたっぷりの湯を沸かす。沸騰したら弱火にして豚肉を1枚ずつ入れ、火が通ったら、冷水を入れたボウルに移して粗熱をとる。
玉ねぎとパプリカを混ぜて器に敷き、[3]をのせる。[2]の梅おろし、大葉の順にトッピングする。
ぽん酢とごま油を混ぜ合わせて添え、お好みでかける。
豚肉に含まれるビタミンB群は、エネルギー代謝をスムーズにするので夏バテ予防にも!
パプリカには抗酸化作用を持つビタミンCが多く含まれています。
●料理監修 磯村優貴恵先生
管理栄養士。痩身専門の食事指導や特定保健指導の後、日本料理店での料理修業を経て、現在は家族みんなでおいしく食べて健康になれるレシピ・商品開発、執筆などを行う。