由加山(ゆがさん)火渡り大祭
岡山県倉敷市児島由加山
厄除け総本山として知られる由加神社本宮で毎年11月3日に行われる、年に一度の大祭。江戸時代から明治にかけて特に盛んだった「ゆがさん・こんぴらさん両参り」を背景に、由加神社本宮と金刀比羅宮のご神火があわされるお祭りとして、瀬戸大橋の開通とともに始まった。
当日は境内に柴の大壇(だいだん)が組まれ、50名の僧と山伏による柴燈大護摩祈祷、熱湯加持、火渡り荒行などが行われる。毎年多くの参拝者が訪れ、足腰健康、無病息災にご利益を授かっている。
写真提供:由加山由加神社本宮
火渡り荒行は、燃えている炎の上を素足で渡り、厄を落とす神事。山伏が先頭で火渡りを行った後に、一般の参拝者も参加が可能。
※新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、2020年はメインの大護摩祈祷・熱湯加持(湯立神事)・火渡り荒行のみ行います。