紀州おどり「ぶんだら節」
和歌山県和歌山市
昭和44年に市政80周年を記念して作られた踊り。毎年8月の第一土曜に開催されている。地元の官公庁や企業、個人のチームなどが踊り手となり、和歌山城周辺を練り歩く。
ぶんだら節は、荒海に乗り出す江戸中期の豪商・紀伊国屋文左衛門の意気と壮挙をイメージした歌。文左衛門の名にちなんで「ぶんだら」と名付けられたといわれる。歌詞の中の「どどんとこいこい」という言葉は、荒波に怯むことなく、「かかってこい」という文左衛門の勇敢な意気込みを表現している。
写真提供:和歌山市観光課
7,000人を超える踊り手が色とりどりの法被や浴衣姿で練り歩く様子は圧巻で、毎年10万人を超える人が訪れる。
(※2020年は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い中止)