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片づけをしているとモヤモヤすることってありますよね。
整理収納コンサルタントの金内さんに解決法を教えてもらいます。
Illustration:Risa Kazama
- 書類が多くて溢れてしまう。どうやって整理すればいい?
- 保管期間別に分けて、定期的に見直しましょう
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新しい書類が入ったら見直す
新しい書類が入ったタイミングで見直すのも◎。たとえば古い書類をファイルの左側に入れて、右側に新しい書類を入れる習慣をつければ、つねに一定量をキープできるはず。
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不要なDMは発送停止にする
不要なDMは、面倒かもしれませんが発送停止の手続きをしましょう。受け取るたびに確認をして手放す、という手間がなくなります。家に入る書類を増やさないのも手です。
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ゴミ箱への動線をスムーズにする
ゴミ箱が不便な場所にあると、処分するはずの書類をテーブルなどに置きっぱなしにしてしまうことも。ゴミ箱をテーブルの近くや玄関など、処分しやすい場所に置きましょう。
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見返さない書類はあえて不便な場所へ
確定申告、源泉徴収票、領収書などの保証期間は、場合によりますが7~10年といわれています。見返さない書類は不便な場所に、見返す頻度の高い書類は便利な場所に保管を。
まず書類の種類と分量を把握するために、取り扱い説明書、税金関係、DMなどに分類します。「今日は説明書を整理しよう」と手をつけやすくなります。そして要・不要の判断をします。要の書類は、さらに次の3つに分けるのがおすすめです。(1)短期保管(1週間程度/DM、公共料金請求書など)。(2)中期保管(1か月~半年程度/マンションの点検案内、学校や地域の配布物など)。(3)長期保管(1~10年程度/取り扱い説明書、保険・税金・年金関係など)。期間が過ぎたら処分します。
そして大切なのは見直すこと。書類は増えやすいので、1週間ごとや1か月ごとなど期間を決めて定期的に見直しましょう。
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●監修 金内朋子さん
整理収納コンサルタント。500名以上に整理収納のレクチャーを行っている。
著書に『散らかし屋さんが片づけたくなる部屋のつくり方』(ワニブックス)。