「HOME ALSOK みまもりサポート」
開発担当者インタビュー

2020年7月にリニューアル発売した高齢者向け見守りサービス「HOME ALSOK みまもりサポート(以下、みまもりサポート)」は、屋内に設置したセンサーによる利用者の安否確認、押ボタンによる緊急時の駆けつけ対応により、離れて暮らす高齢者の見守りをサポートするシステムで、2013年のサービス開始以来、個人をはじめ、自治体の高齢者福祉サービスでも好評をいただいております。
今回、みまもりタグによる徘徊検知機能や、温度・湿度センサーによる熱中症対策機能等の機能を追加し、リニューアル開発を担当した開発者にインタビューを実施しました。


開発エンジニア

左:東 泉蕗 2018年入社 理学部出身

右:内田 悠太 2019年入社 理工学研究科出身

1 開発した「みまもりサポート」で自身が担当した業務の概要を教えてください。

東:完成したシステムが要求通りの動作をするかを確認する「試験フェーズ」以降を担当しました。システムとして問題なく使用できるか確認すると共に、みまもりサポートが問題なく使用できるよう、リリース後も運用部門のサポートを継続して行っています。

内田:みまもりサポートのサーバー部分の開発を担当していました。配属時には、要求仕様書の作成や設計は終わっていたため、その後の製造管理や試験、リリース作業を担当しました。

2 大変だったことは何ですか?

東:開発終了目前のフェーズで参加したため、みまもりサポートシステムがどのようなシステムであるかを理解するのが大変でした。 また、システム開発は様々な調整の上で進むため、調整の経緯を把握し、実行できるよう進めて行くことが大変でした。

内田:当たり前のことではありますが、初めはわからないことだらけです。特に、既存システムと接続するシステムの開発だったため、開発するシステムだけでなく既存システムの仕様を理解する必要があったことが大変でした。

3 それをどのように克服しましたか。

東:システムの要求仕様については、受入試験の試験項目を作成しながら理解を深めました。理解にかけられる時間が短かったため、各フェーズで作成された資料を確認し、分からない部分は先輩に聞くようにしました。 また、調整部分については、議事録等の資料を確認しつつ、当時の担当者に確認をするようにしました。

内田:周りの先輩に質問する、設計書を読む、実際のログをみる、などをして、システムの仕様への理解を深めていきました。話しやすい先輩方が多くいらっしゃったこともあり、少しずつ克服できたと感じています。

4 開発を終えたときの気持ちを教えてください。

東:今まで数か月もの期間をかけて開発したシステムのリリース作業が完了したことに、大きな達成感を感じました。しかし達成感に浸る間もなく、次に控えるサービスインに向けた準備も今後の運用に関わる重要な業務であったので、気を引き締めて業務に当たりました。

内田:今回の開発範囲にはお客様用のWEBサイトも含まれており、自分が開発に携わったシステムが世の中で使用されていることを実感することができました。

5 今後何をやりたいですか。どのような人物を目指していますか?

東:今回の開発は私にとって一つのステータスとなりました。既にみまもりサポートを利用した新たなサービスに向けた開発に着手しています。生活様式の変化、高度化・凶悪化する犯罪、増加する災害を背景に様々なニーズに応えるために常に考え続け、一人でも多くの方に安全安心を提供していきたいです。

内田:今回の開発では仕様検討などのフェーズに参加できなかったため、今後は新規の案件をはじめから携わり、全ての工程を一貫して経験し技術力を高めたいです。今後、少子・高齢化、新型ウィルスの脅威、災害の脅威、インフラ老朽化等、我々を取り巻く社会課題を解決するために、まったく新しい安全安心のかたちを創造し、社会実装できるエンジニアになりたいです。

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