どのようにすれば被害を最小限に食い止めることができるのでしょうか?
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不要不急の外出は控える
大雨による冠水、強風での転倒や飛散物による被害、倒木や土砂崩れなどが発生する場合があり危険です。また、時に落雷、竜巻などの突風、ひょうなどを伴う場合があり大変危険です。
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河川、水路などには近づかない
強い雨が降り、周囲から降った雨水が流れ込むことにより、短時間で危険な状態になる場合があります。
また、橋などを渡っての避難もやめましょう。 -
屋根など高所での作業は中止
強風や雨で滑り、高所から落下する可能性があります。
屋根に異常があるなど、気になることがある場合は、事前に専門業者に修理を依頼しておきましょう。
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高齢者等避難
●居住者等がとるべき行動:危険な場所から高齢者等は避難
- ・高齢者等(※)は危険な場所から避難(立退き避難又は屋内安全確保)しましょう。
※避難を完了させるのに時間を要する在宅又は施設利用者の高齢者及び障害のある人等、及びその人の避難を支援する者のこと。 - ・高齢者等以外の人も必要に応じ、出勤等の外出を控えるなど普段の行動を見合わせ始めたり、避難の準備をしたり、自主的に避難するタイミングです。
例えば、地域の状況に応じ、早めの避難が望ましい場所の居住者等は、このタイミングで自主的に避難することが望ましいです。
- ・高齢者等(※)は危険な場所から避難(立退き避難又は屋内安全確保)しましょう。
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避難指示
●居住者等がとるべき行動:危険な場所から全員避難
- ・危険な場所から全員避難(立退き避難又は屋内安全確保)しましょう。
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緊急安全確保
●居住者等がとるべき行動:命の危険 直ちに安全確保
- ・立退き避難することがかえって危険である場合、緊急安全確保しましょう。
ただし、災害発生・切迫の状況で、この行動を安全にとることができるとは限りません。また本行動をとったとしても身の安全を確保できるとは限りません。
- ・立退き避難することがかえって危険である場合、緊急安全確保しましょう。
それぞれの警報の意味を充分に理解し、警報が発表された時に適切な行動が取れるようにしておきましょう。
立ち退き避難が必要な区域等に施設がある場合は、自治体の避難情報に留意しつつ、河川の水位情報等を確認。早めの行動を心掛けましょう。
土砂災害警報区域等にいる場合は、土砂災害警報区域等の外へ移動し、少しでも安全な場所に避難しましょう。
大雨や台風の前に情報と備蓄品を揃えておきましょう。
ハザードマップを確認する
国や自治体が発行しているハザードマップを確認し、危険な場所や指定緊急避難場所を日ごろから確認しておきましょう。
また、国土交通省ハザードマップポータルサイトでは、全国の地域固有の危険情報を検索することができます。
避難情報の入手方法を確認
市町村からの避難情報の入手方法を事前に確認しておきましょう。屋外スピーカーからの防災行政無線放送、テレビ、ケーブルテレビ、ラジオ、インターネット等複数の入手方法があります。
また、自治体による連絡網やメールでの配信サービスがある場合もあります。
PC機器や家電に注意
PC機器や家電が水没すると、故障するだけではなく、漏電から感電や火災の原因となり大変危険です。
災害時に安全な場所に設置する、また安全な場所へ移動させやすい設置方法等を検討しましょう。
店舗や倉庫の浸水にも注意
店舗での在庫品や、倉庫内の出荷商品など、ダンボール箱内の商品や資産等の水浸し被害が出る場合があります。被害をシミュレーションし、浸水を防ぐために土のうを用意するなど、事前に対策をとりましょう。