ALSOKの介護 vol.15│ALSOKの介護│ALSOK

ALSOKグループでは、在宅介護から施設介護まで幅広く提供しています。

今回は、介護付き有料老人ホームの施設長を紹介します。

入居者様の笑顔を引き出したい

株式会社らいふホームステーションらいふ氷川台施設長坂本綾子（さかもとあやこ）さん

私は、以前は歯科医院で働いていました。ご高齢のお客様から「親切にしてくれてありがとう」と言われることが嬉しくて、もっと人の役に立つ介護の仕事をしたいと思うようになりました。一念発起し、らいふに入社したのが7年前。リーダー職などの経験を経て、21年1月にオープンした「ホームステーションらいふ氷川台」の施設長となりました。施設長の業務は、入居者様やそのご家族の対応、スタッフのフォローなど多岐にわたり大変ですが、「現場」が大好きな私は、とてもやりがいを感じています。
らいふは『生きる力を引き出す介護』をモットーに掲げており、入居者様一人ひとりの人生と向きあい、生きがいを見つけるお手伝いをすることを大切にしています。特にご好評いただいているのが「新生活サービス」です。昔訪れた思い出の地や一度は行ってみたい場所へ入居者様をお連れし、非日常を楽しんでいただくイベントを開催しています。以前、車椅子のため外出をあきらめていた入居者様を、茨城県にある「国営ひたち海浜公園」へお連れしたことがあります。いつにも増して生き生きとした笑顔が見られ、本人だけでなくご家族も、とても喜んでくれました。

現在はコロナ禍のために遠出は難しい分、入居者様のご希望に応じ、ケーキバイキングやお寿司バイキングを開催するなど、施設内で楽しめるレクリエーションにも力を入れています。ご家族にも安心していただけるように、レクリエーションの様子などはこまめにブログに掲載しています。地域の皆様にも、らいふの対応力やサービスを知っていただくためにも、積極的な情報発信を心がけています。
私がこの仕事で大切にしているのは「傾聴」です。認知症の症状がある入居者様から「家に帰りたい」「どうやったら出られるの？」と不安そうに聞かれることがあります。そういうときは、じっくりとお話をうかがいます。話すうちに入居者様が笑顔になり、ほっとしたお顔で部屋に戻られると、とても嬉しくなります。
今後も入居者様の笑顔を引き出すサービスが提供できるよう、スタッフ一同で力を合わせて取り組んでいきます。