きのこ
骨を丈夫にするビタミンDや免疫力を上げるβ-グルカン、腸活にいい食物繊維が豊富。
作り方
すべてのきのこは石づきを切り落とす。
しめじ、まいたけは大きめにほぐす。きくらげ、しいたけ、エリンギは手で大きめにさく。えのきだけは下2cmを包丁で切ってほぐす。
ザルに2を重ならないよう広げ、直射日光で2時間(最低でも20分以上)、天日干しする。
1回分(150g前後)ずつに小分けし、ジッパーつきの保存袋に入れる。冷凍するとさらにうま味がアップし、約2カ月保存可能。
ゴロゴロきのこの炊き込みご飯
きのこと新米、まさに秋におすすめの炊き込みご飯です。きのこは大きなままでも、細かく切ってもOK。
干したきのこは甘く、食感もしっかり。鶏肉やしょうがを加えてもおいしい。
干しきのこのあんかけ卵蒸し
フライパンで作るカンタン茶わん蒸しに、アツアツのきのこあんをかけた体が温まるおかず。
干しきのこを使えば卵液に出汁を加えなくてもよく、塩分が少なくてもうま味がしっかり。
長期保存できて味も凝縮。骨の健康にも役立つ
~干しきのこ~
低カロリーで食物繊維や栄養が豊富なきのこ。天日干しすると骨を強くするビタミンDが倍増し、うま味も凝縮します。カリカリになるまで干してもいいですが、自分で作るなら食感を活かしたセミドライがおすすめ。数種類のきのこをミックスすると、うま味や香り、食感が豊かになり、それぞれのきのこの栄養が摂取できます。
干しきのこは油と相性がよく、天ぷらや、野菜と一緒にオイル蒸しするのもおすすめ。さっとゆでてポン酢や酢じょうゆで和え物に、パスタや蕎麦の具に、味噌汁やミルクスープなど汁ものの具にも重宝します。カルシウムが豊富な牛乳や小松菜と合わせて骨強化効果をアップさせてもいいですね。
料理家 井澤由美子さん
四季折々の食材の味と効能が際立つ、シンプルなレシピを数多く発信。発酵食や中医薬膳も得意とし、レモン塩ブームの火付け役としても知られる。