片づけをしているとモヤモヤすることってありますよね。
整理収納コンサルタントの金内さんに解決法を教えてもらいます。
Illustration:Risa Kazama
- 食品や日用品などのストックが 溢れてしまう。どうすればいい?
- ストックを把握し、収納と買い物の仕方を見直しましょう
長年ストックしているモノは一度手放す
香りが苦手な柔軟剤や口に合わない食品など消費しきれないモノは、「このスペースにも家賃がかかっている」と考えてみて。思い切って手放しやすくなります。
買い物リストを作る
つい余計なモノを買ってしまう場合は、買い物に行く前にストックを確認して買い物リストを作りましょう。リストにないモノを購入する場合はその分、ほかを控えてみて。
家族でルールを決める
家族が勝手に購入してきてしまう場合は、商品や購入の頻度などルールを決めておきましょう。食品は母、日用品は父など担当制にするのもおすすめです。
消費スピードで収納場所を分けるのも◎
消費スピードが早い食品はキッチン、遅い食品はパントリーに、など消費スピードで分類する方法もあります。自分や家族が管理しやすい収納法を探してみましょう。
ポイントは3つ。(1)は「現在のストックを把握する」。買いすぎていないか、不要なモノがないか確認を。たとえば洗剤1つを使い切るのにかかる期間を記録してみましょう。必要以上にストックしすぎているかもしれません。(2)は「収納を見直す」。ストックを整理しても収納から溢れてしまうなら、思い切ってスペースを増やしましょう。また日常用の食品は台所、非常用は押し入れなど、日常用と非常用は分けて収納すると使いやすくなります。(3)は「買い物の仕方を見直す」。(1)で把握した消費スピードをもとに、ストック品の購入頻度を決めましょう。ネットの定期購入も見直しを。残り3個になったら購入するなど、残数でルールを決めても◎。
●監修 金内朋子さん
整理収納コンサルタント。500名以上に整理収納のレクチャーを行っている。
著書に『散らかし屋さんが片づけたくなる部屋のつくり方』(ワニブックス)。