Photo:Daisuke Yanagi
今回の食材
ピーマン
生でも火を通しても美味しく食べられるピーマンは、暑い季節でも手軽に調理ができるのでおすすめの食材です。
- 抗酸化作用の高いビタミンCやβカロテンがたっぷり!
- むくみ予防に役立つカリウムも含む
肩の部分がしっかりと盛り上がり、表面にハリがあるものを選びましょう。しわが寄っているものは、収穫してから時間が経っているので注意。
ピーマンは醤油でさっと炒めるだけでも美味しく、蒸す、揚げる、焼く、どんな調理法にも合います。夏は1年のうちで紫外線の量が最も多い季節です。紫外線をたくさん浴びると、がんや動脈硬化、肌の老化などの原因の一つといわれる活性酸素が体内で増えてしまいます。その発生を抑えるのに役立つのが、抗酸化作用を持つ栄養素。ピーマンにはその栄養素がたくさん含まれているので、積極的に食べましょう。
料理監修
磯村優貴恵先生
管理栄養士。痩身専門の食事指導や特定保健指導の後、日本料理店での料理修業を経て、現在は家族みんなでおいしく食べて健康になれるレシピ・商品開発、執筆などを行う。
肉巻きピーマンの甘辛炒め
材料[2人分]
- ピーマン(5個)
- 豚ロース 薄切り(10枚)
- 生姜スライス(10枚)
- (A)
酒(小さじ2)
醤油(小さじ2)
みりん(小さじ2)
砂糖(小さじ1)
白ごま(適量) - ごま油(小さじ1)
作り方
ピーマンを縦半分に切って種を取り、1cm幅の細切りにする。生姜は千切りにする。
豚ロースに(1)をのせて巻く。
フライパンにごま油を入れ中火で熱し、(2)の巻き終わりを下にして焼きはじめる。
途中転がしながら肉全体に火を通し、混ぜ合わせた(A)を回し入れ全体にからめる。
ピーマンに含まれるβカロテンは、油と一緒に摂ると吸収率がアップするので豚肉との相性バツグン!
ピーマンとお揚げのおかか醤油和え
材料[2人分]
- ピーマン(4個)
- 油揚げ(1/2枚)
- (A)
砂糖(ひとつまみ)
醤油(小さじ1)
かつお節(2.5g)
作り方
ピーマンは縦半分に切って種を取り、ひと口大の乱切りにする。油揚げは2cm角に切り、トースターで2~3分加熱する。
鍋に湯を沸かし、塩を一つまみ(分量外)を加え、(1)のピーマンを10〜15秒ほど湯通しする。
ボウルに(2)と(A)を加えて軽く混ぜ、最後に油揚げを加えて混ぜ合わせる。
油揚げは、タンパク質、脂質、炭水化物、カルシウム、マグネシウム、ビタミンEなどを含んでいて栄養満点です。