ALSOKにとってのCSRは、お客様をはじめ、社会から何を求められているのかを常に考え、
「ありがとうの心」と「武士の精神」に基づく経営理念を実践していくことです。
ALSOKは、1965年7月の創業以来、「ありがとうの心」と「武士の精神」という2つの基本精神を掲げ、お客様と社会の安全安心を守るという強い使命感のもと、警備業に邁進してきました。
ALSOKにとってのCSRは、お客様や社会が抱える課題を事業を通じて解決することで、お客様と社会の「安全・安心」に貢献していくことです。
ALSOKでは、「経営理念」を軸に、「経営指針」「行動規範」「社内規程・社内ルール」を制定し、ALSOKとして取り組むべき活動をCSR理念体系として明確にしています。
「経営指針」は、ステークホルダーに対する取り組み指針を謳い、「行動規範」では、役員・社員の日常の事業活動の中での行動を示しています。さらに、課題ごとに「社内規程・社内ルール」を定め、CSR活動を各業務に落とし込んだ活動を推進しています。
ALSOKでは、2011年4月からCSR推進室を設置しています。同室は、当社のCSR活動の一元的な管理やステークホルダーに対する情報発信、グループ全般のCSR活動の窓口機能を担い、CSR推進体制の強化に向けて取り組んでいます。
2015年3月期からは、ALSOKグループの事業とCSR活動の関連性を、より統合的にお伝えするために、ALSOKグループの取り組みを財務・非財務の面からわかりやすくまとめた「ALSOKレポート」を発行し、Webサイトでは、CSR活動およびESGの取り組みに関する情報開示の充実を図っています。
こうした取り組みの結果、外部機関からもESGの観点から社会的責任を果たしていると認められ、投資指標や指数の構成銘柄に選定されるなどの評価をいただいています。
社会的責任投資指標「FTSE4Good Index Series」の構成銘柄に10年連続で選定されています
ESG 投資指数「FTSE Blossom Japan Index」の構成銘柄に選定されています
ESG投資指数「MSCI ジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」の構成銘柄に選定されています
ALSOKでは、季刊誌「ALSOK CSR通信」や「CSR活動の手引き」等の配布を行い、全社員に向けてCSRの浸透を図っています。管理職等の昇任研修ではCSRの基本とその重要性について講義を行い、事業を通じたCSR活動をグループワークで考えさせるなど、CSRマインドの醸成につながる取り組みを行っています。
さらに、2014年より本社・支社および全グループに向けたCSR活動に関するアンケート調査を実施し、ESGに関する定量的・定性的な情報を収集しています。こうした取り組みはCSR推進のきっかけとなり、年々CSRの理解度も向上しています。
「ALSOKレポート2016」を活用した
管理職昇任研修
ALSOKは、CSR活動の報告を行うにあたり、社会的責任に関する国際規格ISO26000をベースに同規格の「中核主題」に対応した活動を推進し、ALSOKグループのCSR活動をまとめています。グループ各社からのCSR活動も積み上がってきていることもあり、ALSOKでは2012年度からCSR活動の報告を冊子とWebサイトに分けて報告しています。
ISO26000の中核主題 | ALSOKグループのCSR活動 | |
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CSR課題 | 主要な取り組み | |
組織統治 | CSRマネジメント |
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コーポレート・ ガバナンス |
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人権・労働慣行 | 人材の育成と働きやすい職場づくり |
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環境 | 地球環境への配慮 |
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公正な事業慣行 | 信頼される警備サービス |
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消費者課題 | 警備品質とお客様満足度の向上 |
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コミュニティへの参画及び コミュニティの発展 |
地域社会への貢献 |
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